水道 フレキシブル 管 接続 方法
1、塩ビ管の種類 塩ビ管には、大きく分けてVP管とVU管があります。 もともとはVP管だけでしたが、VP管より薄くても使用可能な用途向けの管材としてVU管が規格制定されました。 (1) VP管は一般的に圧力用「上農水道埋設用・建築給水用」に使用されます。 排水用途としてはVUより撓みにくい特性を活かし浅埋設、深埋設に使用することもあります。集合住宅の排水・通気配管にも使用します。 使用温度範囲 常温(5~35℃) 設計圧力(静水圧+水撃圧) 1. 0MPa (2) VU管は、主に排水用途に使用されます。 埋設では自然流下用途「下水用・土木用・排水用」に使用されます。 低層住宅の排水系統にも使用されています。 常温(5~60℃) 設計圧力 無圧 (3) HIVP管は塩ビ管の耐衝撃性を向上させております。主に水道用途「水道用・建築給水用」に使用され、低温時(外気温)でも優れた耐衝撃性を維持し、寒冷地や他管工事での衝撃による被害を最小限に抑えます。 使用圧力(静水圧) 0. 75MPa (4) HT管は耐熱性を向上させた塩ビ管で、高温流体用「給湯用・高温排水用」管材です。 従来の金属管とは異なり、錆びや腐食による水質悪化や電食、漏電事故などの心配がありません。 給湯用 呼び径50以下 使用温度(℃) 5~40 41~60 61~70 71~90 最高使用圧力(MPa) 1. 0 0. 6 0. 4 0. 2 給湯用 呼び径65以上 71~85 0. 給水管フレキシブルパイプの取り付け:DIYウェブ工房~リフォームや修理・補修. 25 0. 15 高温排水用 常温(5~90℃) 使用圧力 2、塩ビ製接着継手の種類(上農水・建築給排水) 継手の種類は、圧力用に使用される「TS継手・HITS継手」と無圧用(排水用)に使用される「DV継手・VUDV継手」があります。 また、高温用には「HT継手(給湯用)・HTDV継手(給湯排水用)」を使用します。 (1) 給水用途 圧力用には、接着代が長いTS受口を採用した継手を使用してください。 (2) 排水用途 排水用途には、接着代が短いDV受口のご使用が一般的です。 DV継手はVP管に、VUDV継手はVU管の肉厚に合わせた仕様となっております。 (3) 耐熱用途 耐熱の給水用途にはHT継手を、排水用途にはHTDV継手をご使用ください。尚、HTDV継手は厨房排水には使用できませんのでご注意ください。
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給水管フレキシブルパイプの取り付け:Diyウェブ工房~リフォームや修理・補修
フレキシブルメタルホース ご使用の前に必ず下記の注意事項をお読みください。 個々の製品における使用上の注意事項は、各形式頁に記載されておりますので、必ずご確認ください。 1. 製品選定 酸※1、塩素イオンを含む流体には使用できません。短期間での腐食を生じる可能性が有ります。※2 腐食性ガス、沿岸付近などの環境では使用できません。塩害対策等を施した形式をご使用ください。※2 適用法規を確認してください。適用法規のラインに使用する場合には消防法、日水協など適用法規に合った製品を選定してください。 使用圧力を確認してください。許容圧力を超えた使用はホースの破壊につながります。 使用温度を確認してください。ホースは使用温度により耐圧強度が異なります。 使用目的を確認してください。配管の心あわせ、防振、地盤沈下対策など目的に合った製品を選定してください。 不明な場合には必ずご相談ください。 ホース全長または許容変位量を確認してください。許容変位量を超える使用はホースの寿命を低下させます。適切な長さを選定してください。 行政による指導がある場合,ホースは目的にあったものを選定してください。自治体によっては危険物配管に設置する小口径のホースも消防検査の対象となる場合があります。なお、危険物配管では、振動・脈動ならびに熱膨張、配管閉切りとうによる圧力上昇の発生が無いよう、配管側で処置を講じてください。 ※1 酸に対しては酸の種類で耐食性が変わりますのでご相談ください。 ※2 フッ素樹脂製品で対応可能となる場合がありますのでご相談ください。 2.
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フレキシブル管継手とは テクノフレックスの主力製品であるフレキシブル管継手は、水道やガス等の配管に使われ、柔軟で自由自在に曲げることが出来る配管継手です。 その特長的な形状はステンレス製の薄いパイプにストローの折れ曲がる箇所の様な波付け加工したチューブと、ステンレスの線材を編みこんだブレイドを組合せたホース状の構造をしています。 水道やガス配管だけで無く、あらゆる設備の配管に使用されています。 主な使用の目的は次の5点。 ①配管作業の簡略 ②配管の熱膨張吸収 ③耐震対策 ④振動吸収 ⑤繰り返し生じる機器変位の吸収 フレキシブル管継手自身が動く事で、接続される重要な機器や配管の損傷を守ります。また、内部流体や運転温度に対する耐腐食性能、耐温度性能に適した各種材料が選択されます。 基礎知識 フレキが出来るまで (動画コンテンツ) 特長・秘密 フレキシブル管継手の種類
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運転 ホースを接続する機器、配管などは必ず強固な固定を行なってください。ホースに圧力が加わると過大な荷重が生じます。機器を損傷させないよう、ご注意ください。 試験圧力を守って下さい。試験圧力は設計圧力の1. 5倍以内としてください。 衝撃を与えないで下さい。急激な圧力上昇はホースを傷めます。 バルブなどの開閉は充分にご注意ください。 逃し弁などの対策を行なってください。夏期などの温度上昇に伴い流体体積が変化する可能性のある配管では、圧力上昇による破壊の危険がありますのでご注意ください。 配管洗浄等を行う場合には、洗浄剤に対する耐食性をご確認ください。 ホースは金属製ですので、疲労に達すると亀裂が生じます。流体が危険物の場合、防油提などの被害拡大防止の措置を行ってください。 一般の構造物と同様にホースも固有振動数に対する特性があります。早期に破損したり破損が繰り返し生じる、またはホースだけが振動する、等の現象が見られる場合には、フレキのばね特性が異なる型式に変更し様子を見てください。 4. 保管 ホースは、屋内での保管を行なってください。 湿気を避け、雨水などが直接かからないよう充分な養生を行なってください。 ホースの付近で作業を行なう場合には、アーク、スパッタ、重量物が掛からないよう 注意してください。 一度ご使用された製品を取り外し保管する場合には充分な内面洗浄および乾燥を行い保管してください。 5.