抜かなくても抜いてもクサイ!?親知らずと口臭の関係 | 日暮里駅前デンタルクリニック
投稿日:2019年10月22日 カテゴリ: スタッフブログ 親知らずを抜歯 した後は腫れや痛みのほかに、口臭も発生しやすくなるのをご存知ですか。腫れや痛みが伴うのは想像しやすいですが、口臭まで発生するのは意外に思われる方も多くいます。 では抜歯後の口臭の原因は何でしょうか。 一つ目はお口の中に食べかすが残ることが原因で発生する臭いです。抜歯後は歯があった場所はぽっかりと穴があいている状態になっています。ここに食べかすが入ると臭いの原因となります。また、傷口を糸で縫合することもありますが、この糸に食べ物が付着してしまうこともあります。食べかすによる臭いはある程度仕方のないものなので、大切なのは自分で無理に取り除かないことです。歯ブラシをあてたり舌で何度も傷口に触ると傷口をさらに傷つけてしまい、治癒を遅くしてしまいます。 二つ目は歯肉の炎症によるものです。抜歯後の傷口には血がたまりますが、そこに細菌が感染し炎症を起こすことがあります。 傷口が治癒するまでは口臭は仕方のないことです。気になるからと言って、何度もうがいをいたり歯ブラシをゴシゴシあてるには絶対に避けてください。傷口を悪化させないためにもどうしても気になる場合は自分だけでは対処せず歯医者さんで診てもらいましょう。 ■ 他の記事を読む■
親知らず抜歯後の臭いはいつまで?
「最近、口臭が気になる」「ランチにニンニク料理を食べたわけでもないのに、なんだか口が臭いかも」「加齢臭がしてきた」……そんなお悩みを抱えていらっしゃる方は、一度「親知らず」についてチェックしてみてください。もしかしたら、その臭いの原因は親知らずかもしれません。 ここでは、親知らずが口の臭いに繋がってしまう原因と、その対処法についてご説明します。たかが親知らずと思って放置しておくと、思わぬところで人に不快感を与えてしまう原因にもなりかねませんから、早めに対策をとるようにしましょう。 1.
抜かなくても抜いてもクサイ!?親知らずと口臭の関係 | 日暮里駅前デンタルクリニック
親知らず抜歯後の臭いはいつまで? 皆さんは親知らずを抜歯した後に何がいちばん困りますか?親知らずを抜歯した後の悩みで真っ先に挙げられるのが、腫れや痛みではないでしょうか。でも実は 口臭も発生しやすくなる のです。 腫れや痛みが伴うのは何となくイメージできますが、 口臭が発生しやすくなるというのは意外だと思われる人も多いのではないでしょうか。 それではさっそく、親知らずを抜歯した後に発生する口臭の原因について詳しく見ていきましょう。 1. 抜かなくても抜いてもクサイ!?親知らずと口臭の関係 | 日暮里駅前デンタルクリニック. 臭いの原因とは 親知らずを抜歯した後に口臭が発生しやすくなることは分かりましたが、そもそもなぜ口臭が発生するのでしょうか?じつは親知らずを抜歯した後に発生する口臭については、つぎの2つの原因が挙げられます。 食べカスによる臭い 出血による臭い それでは詳しくみてみましょう。 原因① 食べカスによる臭い 抜歯後の傷口はぽっかりと穴があいている状態になっています。ここに 食べカスが入ると細菌が蓄積して腐敗してしまい臭いの原因となります。 また、傷口を糸で縫合することもありますが、この糸に食べ物が付着してしまうこともあります。食べかすによる臭いはある程度仕方のないものなので、大切なのは自分で無理に取り除かないことです。歯ブラシをあてたり舌で何度も傷口に触ると傷口をさらに傷つけてしまい、治癒を遅くしてしまいます。 原因② 出血による臭い 抜歯後の口臭は歯肉の炎症によって起こる場合あります。抜歯後の数日間は微量ですが出血があり、傷口に血がたまりやすくなります。そこに食べカスがたまった状態が続くと、次第に発酵してしまい、 歯肉や歯茎が炎症を起こして膿んでしまうことがあります。この膿が口臭の原因となるのです。 傷口が治癒するまでの間は、口臭は仕方のないことなのです。どうしても気になる場合は無理に自分だけで対処しようとせずに必ず歯医者さんで診てもらうようにしましょう。 2. 対処法 口の中に食べかすが残ることが臭いの原因となることをご説明しましたが、そんな時には 単純ですがやはりしっかりとブラッシングをすることが大切です。 ただし抜歯した傷口には触れないように注意が必要です。歯ブラシについてはブラシの部分が小さめのものを使用することがオススメです。他にはスプレータイプのマウスウォッシュやタブレットがオススメです。タブレットはキシリトール100%のもだと虫歯予防にもなりますので良いですよ。 また、気になる口臭を何とかしたいと思ってうがいをしすぎたりすると、せっかくできかけていた血餅が剥がれてしまうので注意が必要です。 血餅がなくなると傷口に穴が開いた状態になるので、食べカスなどが詰まりやすくなります。 治癒が遅れてしまったりドライソケットになってしまう可能性があり、痛みや治癒が長引いてしまいます。 抜歯後に起こるある程度の口臭は仕方のないことですので、あまり気にしないようにして治癒を待ちましょう。 治癒すれば臭いは自然となくなります。 治癒までの間はマスクをしてみたり、口臭予防のタブレットなどを使って凌いでいきましょう。 それでも口臭が気になるようであれば自分自身で無理に解決しようとせず、歯科医院で掃除をしてもらいましょう。 3.
まとめ 親知らずは食べかすが溜まりやすく、虫歯や歯周病にもなりやすいため、口の臭いの原因になります。歯磨きをしっかりしたり、虫歯ができてしまった場合は早急に治療したりしましょう。 また、親知らずを抜歯した後も臭いが出る場合がありますが、傷口が治れば口臭も収まるので、傷口に触れたりせずに、マスクなどを使いながら様子を見ることが大切です。 この記事は役に立った! 飯田歯科医院 監修医 飯田尚良 先生 東京都中央区銀座1-14-9 銀座スワロービル2F ■院長経歴 1968年 東京歯科大学 卒業 1968年 飯田歯科医院 開院 1971年 University of Southern California School of Dentistry(歯内療法学) 留学 1973年 University of Southern California School of Dentistry(補綴学・歯周病学) 留学 1983年~2009年 東京歯科大学 講師 現在に至る 先生の詳細はこちら