【獣医師監修】猫の甲状腺機能亢進症の原因、症状、治療法は?
9%の猫で全身性のグルココルチコイドの投与に反応が無かったとされています。 猫にお酒を飲ませても良いか?
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猫の甲状腺機能亢進症とは?
2016年 猫の甲状腺機能亢進症の摘出手術。 | 診療コラム | 南が丘動物通信 | 南が丘動物病院/兵庫県三田市の動物病院
甲状腺機能亢進症とは、喉仏の下にある甲状腺が活発になり、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。甲状腺ホルモンは体のほとんどの組織に影響を及ぼすため、全身の症状が現れます。10歳以上の猫では8%以上が甲状腺機能亢進症であったという報告があり、高齢の猫で最もよくみられる病気の1つです。 1, 概要 2, 検査 3, 治療 4, 予後 1, 概要 猫で甲状腺機能亢進症が初めて診断されたのは1979年ですが、患猫数は年々増えています。検査精度の向上、猫の通院数増加がこの病気が増えた要因とされています。現在では猫で最も多い内分泌の病気になりました。 甲状腺ホルモンの性質上、症状は多岐にわたります。「活発になる」「食欲が増える」など病気らしくない特徴的な症状が知られていますが、実際には反対に「元気がない」「ご飯を食べない」猫も検査をするとこの病気が判明することが多々あります。甲状腺ホルモンを適度にコントロールできれば健康な猫と同様な生活を送ることができます。 1. 1甲状腺ホルモンの働き 甲状腺ホルモンは全身の細胞に作用して新陳代謝を高め、脂肪などを燃やしエネルギーを作ります。また古くなった細胞を新しい細胞に作りかえます。またカテコールアミン(アドレナリンなど)の作用を強めるため、心拍数が増えたり、血圧を高める効果があります。 1. 2 症状 甲状腺機能亢進症の猫は基礎代謝が上がっているため、座っているだけでエネルギーを消費し、体重が落ちていきます。そのためお腹が空き、高齢にもかかわらず食欲が亢進します。一方で、症状が進行すると体力が低下し、食べる元気すらなくなります。そのため元気がない猫でも高齢で痩せていれば甲状腺の検査を行った方が良いでしょう。 他には攻撃的になる、落ち着きがなくなる、よく鳴くなどの「行動の変化」、尿量飲水量が増える「多飲多尿」、そして嘔吐、下痢などの消化器症状がみられます。外見では毛がバサバサになる、脱毛などの変化が現れます。 体重減少 93% 食欲亢進 68% 行動の変化 48% 嘔吐 46% 多飲多尿 43% 脱毛、毛づやの低下 下痢 18% 食欲低下 11% 猫の甲状腺機能亢進症の症状多い順 Frenais R, et al (2009) 甲状腺機能亢進症の猫の特徴:痩せており毛がゴワついている、黒目(瞳孔)が広がっていることも。 1. 【獣医師監修】猫が痩せる原因・対策法!痩せすぎのサインに注意. 3猫の甲状腺機能亢進症の原因 原因は不明ですが、幾つかの仮説があります。1980年代から増加したことが、ペットフードの普及時期と一致しており、フードに含まれる内分泌撹乱物質が疑われています。その他には住宅の建材に使われる化学物質、フード中のヨウ素含有量などが関与しているのではないかなど、様々な仮説があります。また地域によって発生率が異なり、地理的な要因、遺伝的な要因も指摘されていますが、結局詳しいことはわかっていません。 1.
【獣医師監修】猫が痩せる原因・対策法!痩せすぎのサインに注意
7㎍/㎗へ改善しました。 クスリ が順調に効いていることが確認することができました。そのため引き続き、メルカゾール錠を同様の1日1錠(朝・晩それぞれ半錠ずつ)与えることになりました。 さらに1か月後(治療開始から1か月半後)の甲状腺ホルモンの数値は以下の通りです。 前回の甲状腺ホルモンの数値であるT4は、8. 7㎍/㎗でしたが、今回はさらにT4が6. 6㎍/㎗へ改善していました。 体調も異常はありません。体重が減少することもなく、元気な様子が見られるようになってきました。メルカゾール錠は、引き続き1日1錠(朝・晩それぞれ半錠ずつ)与えるのを継続することになりました。 さらに1か月後(治療開始からは2か月半後)の甲状腺ホルモン濃度は以下の通りです。 甲状腺ホルモンの数値であるT4は、驚きの1. 47㎍/㎗になりました。 発症当時からのT4の数値の変化をまとめてみると、(発病時)24㎍/㎗→(2週間後)8. 7㎍/㎗→(1か月半後)6. 猫の甲状腺機能亢進症のアウトライン | 猫専門病院の猫ブログ nekopedia ネコペディア. 6㎍/㎗→(2か月半後)1.
と思うと思いますが、 そいうものです。 もちろん、 すべてがそうだというわけじゃないですよ。 治るかどうかはわからないけど 変化はあります、高確率で。 犬や猫、どうぶつたちは 本当にピュアなエネルギーで 飼い主のでっかいエネルギーと 共振しているから、 モヤモヤもすぐに響くし ウキウキも響きます。 病氣のメッセージと どうぶつたちからのメッセージを あなたのこととして受けとって 人とどうぶつと地球とともに しあわせな人生に変えていきましょう♪ ★ 12/20(日) Zoom開催 ▶詳細
猫が最もかかりやすい病気の1つとして糖尿病があります。人の糖尿病と同じ部分も多いですが、特に治療の面では動物医療特有の難しさが出てくる病気です。以下で詳しく言及しますが、毎日のインスリン注射だけでなく、定期的なモニタリング、食事療法などなかなか理想通りの治療を行いづらく、現在愛猫が闘病中の飼い主様の中にはとても苦労されている方も多いのではないでしょうか。猫のホルモン病はその特徴や治療方法などをしっかりと理解しないとうまくコントロールできないことがしばしばありますので、少しでもお役に立てるよう、今回はそんな猫の糖尿病についてまとめました。 高齢猫に起きやすい他の病気として、「 猫のホルモン病- 甲状腺機能亢進症の症状・治療法は? 」 「 猫の腎臓病(慢性腎不全)の原因・症状・治療・予防法は? 」も合わせてお読みください。 糖尿病とは?