高校国語教科書 出典一覧(現代文)『新編 国語総合』[改訂版]|三省堂「ことばと学びの宇宙」
教科書に載っていた「みどりのゆび」(吉本ばなな)です。
山の中で人の気配を感じて昔のことを思い出す。
意識がほとんど無かったはずの死に瀕した祖母が急に話しかけてきて、
アロエを切らないようにお願いされる。
「アロエが、切らないで、って言ってるの。
ひとりのアロエを助けたら、これから、いろんなね、場所でね、見るとどんなアロエもみんなあなたのことを好きになるの。植物は仲間同士でつながっているの」
なぜ祖母がアロエを切ろうとしていたことを知っているのかぞうっとしたが、アロエを移し変えた。
山の中の人の気配の正体は「ジャングルのように茂っていたアロエ」だった。アロエの葉にそっと触れたら、人と握手したあとのように元気になった。
植物は仲間同士でつながっている、植物が人間にテレパシーで会話して死に掛けの人間に憑依したかのような不思議なお話ですよね。
学校教育は「木の葉のテレパシー」「植物は警告する」「植物の遠隔写真感応現象」「植物の超能力」「植物は語る―サザンカの愛に導かれて」の本を出した勲4等瑞宝賞受賞の理学博士の三上晃の説を支持して子供たちに教えようとしているのではありませんか? 1人 が共感しています 違うと思うよ
仮にそういう意図があれば、白洲正子のエッセイなど、より直接的な作品を使うだろうね
「みどりのゆび」はそれほど浅薄な作品ではないよ ネットで調べたら白洲次郎の奥さんの白洲正子さんのエッセイ「夕顔」で開花を見ようと蕾を凝視したらどれも咲かないでしぼんでしまったので、「植物の神秘生活」の本の説のように植物にも意思や感情があるようだ、との話が載ってるみたいですね。 ThanksImg 質問者からのお礼コメント 回答ありがとうございます! もっとはっきりと植物と人間は心が通じてる説を紹介してる白洲正子の「夕顔」は高校の入試にも出たらしいし、学校教育はオカルトを肯定してるとしか思えないです。 お礼日時: 2019/11/26 10:32
高2 現文(みどりのゆび) 高校生 現代文のノート - Clear
「幸せってどういう感じなの? 」婚約者に手ひどく裏切られた私は、子供のころ虐待を受けたと騒がれ、今は「袋小路」という飲食店で雇われ店長をしている西山君に、ふと、尋ねた……(「デッドエンドの思い出」)。 つらくて、どれほど切なくても、幸せはふいに訪れる。かけがえのない祝福の瞬間を鮮やかに描き、心の中の宝物を蘇らせてくれる珠玉の短篇集。 ほかに「幽霊の家」「おかあさーん!
知識を活かす、授業の様子 2017. 4.