アニメ絵本 世界人権宣言 :アムネスティ・インターナショナル日本支部/谷川俊太郎 - 金の星社
世界人権宣言 前文 第1条 みんな仲間だ 第2条 差別はいやだ 第3条 安心して暮す 第4条 奴隷はいやだ 第5条 拷問はやめろ 第6条 みんな人権をもっている 第7条 法律は平等だ 第8条 泣き寝入りはしない 第9条 簡単に捕まえないで 第10条 裁判は公正に 第11条 捕まっても罪があるとはかぎらない 第12条 ないしょの話 第13条 どこにでも住める 第14条 逃げるのも権利 第15条 どこの国がいい? 第16条 ふたりで決める 第17条 財産をもつ 第18条 考えるのは自由 第19条 言いたい、知りたい、伝えたい 第20条 集まる自由、集まらない自由 第21条 選ぶのはわたし 第22条 人間らしく生きる 第23条 安心して働けるように 第24条 大事な休み 第25条 幸せな生活 第26条 勉強したい? 第27条 楽しい暮らし 第28条 この宣言がめざす社会 第29条 権利と身勝手は違う 第30条 権利を奪う「権利」はない 参考:世界人権宣言 政府仮訳文(PDF/135KB) Reference:Universal Declaration of Human Rights(PDF/34KB) (参考:世界人権宣言 英語オリジナル) 世界人権宣言 2008年4月発行 イラストレーション:黒田征太郎 Copyright Seitaro Kuroda 目次及び宣言日本語訳:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本/谷川俊太郎「世界人権宣言」金の星社発行より 前文日本語訳:「すべてのヒトは人だ」解放出版発行より 発行:世界人権宣言大阪連絡会議 〒552-0001 大阪市港区波除4-1-37 部落解放・人権研究所内 TEL&FAX:06-6581-8705 公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本 アムネスティ・インターナショナルは、1961年に発足した世界最大の国際人権NGOです。人権侵害のない世の中を願う市民の輪は年々広がり、今や 世界で700万人以上 がアムネスティの運動に参加しています。国境を超えた自発的な市民運動が「自由、正義、そして平和の礎をもたらした」として、 1977 年にはノーベル平和賞を受賞 しました。 画像の無断転載はご遠慮下さい。
谷川俊太郎の「世界人権宣言」
A. エレノア・ルーズベルト B. ネルソン・マンデラ C. ウインストン・チャーチル 答えを見る ▼ A. エレノア・ルーズベルト 国連は誕生翌年から国際的な人権章典づくりに着手しました。草案作成は、9カ国の代表からなる起草委員会で行われ、それが世界人権宣言という形で結実しました。 エレノア・ルーズベルトさんは、夫であるフランクリン・ルーズベルト米合衆国大統領が亡くなった後、国連の米国代表に指名されます。そして国連人権委員会(現在は人権理事会)の初代委員長として、世界人権宣言の起草に重要な役割を果たしました。 Q2 世界人権宣言は国連で採択されましたが、反対した国はいくつ? A. 10カ国以上 B. 10カ国未満 C. なし C. なし 1948年12月10日、パリで開かれた第3回国連総会において賛成48票、反対0票、棄権8票で採択されました。棄権に回ったのは、ソビエト連邦、ウクライナ、ベラルーシ、ユーゴスラビア、ポーランド、南アフリカ連邦、チェコスロバキア、サウジアラビア。ホンジュラスとイエメンは欠席しました。ちなみに、草案は同年9月に、開発や人権などを扱う国連総会第3委員会に回され、81回の協議を経て、166の修正案を検討の上、最終案が国連総会で採択にかけられたのです。 Q3 国連が中心となって作成した主要な人権条約は約30ありますが、このうち日本が締結しているのはいくつ? A. すべて B. 20以上 C. 谷川俊太郎の「世界人権宣言」. 20未満 C. 20未満 2018年10月末現在で、14条約を締結しています。批准・加入していないのは、移住労働者とその家族の権利に関する条約、無国籍者の権利に関するもの、ジェノサイド防止のための条約、早すぎる結婚や強制結婚をなくすためにつくられた条約、アパルトヘイト関連などです。詳しくは上の表をご覧ください。 世界人権宣言 × アムネスティ・インターナショナル日本 私たちアムネスティ・インターナショナルは、 すべての人が世界人権宣言にうたわれている人権を享受でき、 人間らしく生きることのできる世界の実現をめざして活動しています。
この記事を書いている人 - WRITER - 人権教育が大事です、と言われても!!! じ、じんけん…んんん??? 人権って、子どもにどうやって伝えますか? ちょっと難しいでしょうか? それを、「ああ!これが人権の尊重!」と、理解できる、素晴らしい絵本があるのです。 子どもだけでなく、大人も、ハッとさせられる! 谷川俊太郎さん日本語訳の名作「世界人権宣言」! 人権について、考えなおしませんか? 絵本「世界人権宣言」 この絵本の副題は 「あたりまえにいきるための」。 当たり前に生きるためには、 人権についての理解が絶対必要だということなんです。 この絵本は、かなり評価が高いのにかかわらず 絶版…! 是非、図書館や中古の本屋でゲットして読んでいただきたい優れた一冊です。 しかし! 著者のアムネスティ・インターナショナル 日本支部のウェブサイトに、あるんです! → 公式サイトで世界人権宣言を読んでみる! 絶版となった絵本とは少し違うイラストで、 現代風のふんわり優しい絵柄になっています。 しかし、日本語の文章はそのままです。 これなら誰でも見られるし、分かりやすい! 素晴らしい!!! これは是非、 親子で、 園や学校の先生同士の研修で、 クラスの時間で、ご覧いただきたい! 一度読めば、「ああ、これが人権なんだ。」 「今まで、自分は大事にしていたんだろうか…」 と、大きな気づきになるはずです。 難しいことを考えず、とりあえずこれを一人やみんなで読んでみる… そして、感じたことを素直に話し合ってみる… 「分からない」ならそれでもよしで、一人一人の考えを大切にする… これだけでも、立派な人権教育になりませんか? どんな絵本なの? 上で紹介したサイトで、絵本と同じ内容を読むことができます。 しかし、ネットで手っ取り早く「じんけんが知りたい!」というあなたのために、 この絵本がどんな絵本なのかを解説させていただきます。 絵本の冒頭にある言葉をこちらに引用いたしますね。 これなら、子どもも、難しい言葉で遠ざけてしまいがちな大人も、とても分かりやすい!