耳の形で猫の気持ちがわかる!?「イカ耳」って何? | 猫との暮らし大百科
猫の気持ちは耳やしっぽ、目、しぐさなどから読み取ることができるということを知っていすか? 猫はよく「気まぐれ」や「気分屋」などと言われますし、実際猫と暮らしている人もそう感じることがあるかもしれませんが、まずは猫の耳に注目して見てみましょう。 猫の耳の特徴 猫の耳は、「音を聞く」という以外にも大切な役割を持っています。 それは「体温調節」や「平衡感覚」、「感情表現」です。 猫や犬、うさぎなどの耳が赤くなっていたり、熱を持っていることに気づいたことがある人も多いのではないでしょうか?
猫の耳掃除の正しい方法を伝授します! | 猫との暮らし大百科
2018年4月9日 猫を飼っている方は、帰宅するとすぐに愛猫が駆け寄ってくる光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。 これは猫の聴覚が優れているからです。 猫がこのような優れた聴覚を持つ理由とは何なのでしょうか? どれくらい優れているのでしょうか? そこで 猫の聴覚 について解説します。 ぐっすり寝ていても少しの物音にでも反応する猫ちゃん‥。 猫ちゃんの聴覚のヒミツに迫ってみよう☆ 猫の聴覚は犬の2倍以上も優れている!? 犬は人間の2倍以上の聴覚を持つことが分かっています。 それに対して猫の聴覚は犬の2倍以上あることが分かっています。 つまり 人間の4倍以上耳が良い ということになります。 優れているのはそれだけではありません。 猫の耳は三角形をしていますが、この形には理由があって音が聞こえる方向を正確に判断することができます。 さらに方向だけではなく、 正確な距離を突き止める能力が犬の2倍も優れている と言われています。 人間や犬は、耳から入る音の時間差や強弱の大まかな違いによってどこから音が聞こえるのかを判断しています。 人間の場合は、どんなに耳が良い人でも4. 2度程度の誤差が生じますが、この 誤差が猫の場合は0. 5度と極めて少なく、ほぼ正確な位置を特定することができる のです。 人間では足元にも及ばないくらい、猫ちゃんは耳がいいニャ! 犬さえも敵わないんだよ! 猫の聴覚がすぐれているのはなぜ? では、猫はどうしてこれほどまでに耳が良いのでしょうか? それは猫の祖先が狩りをして生活していたことに関係しています。 群れで暮らす犬とは違って自分の力のみを頼りに狩りを行わなければいけない猫は、 目や鼻だけではなく耳もフルに活用して獲物の位置を特定する必要があります。 このため聴覚が発達したと考えられています。 さらに、 猫の耳は低音よりも高音を聞き分ける能力が高い ことが分かっています。 周波数500ヘルツ程度の低い音は、猫も犬も人間もそれほど差なく聞くことができます。 しかし、 猫は6万~10万ヘルツもの高音域を聞き分ける ことができます。 人間が聞き分けられる高音域は1. 耳の形で猫の気持ちがわかる!?「イカ耳」って何? | 猫との暮らし大百科. 5万~2万ヘルツ、犬は3. 5万~4万ヘルツですからその差は歴然です。 これほどまで猫の耳が高音域に強い理由は、この6万~10万ヘルツという音域はネズミが発する音とほぼ同じだからです。 つまり、 猫は獲物であるネズミを捕まえるため に高音域を聞き分ける優れた聴覚をフル活用しているのです。 獲物を捕まえるときは目よりも耳が役に立つ?
四つ耳 (よつみみ)とは【ピクシブ百科事典】
猫の感情はまず、目、耳、ひげといった表情、次いで、鳴き声、姿勢、しっぽなどに表れてきます。猫の気持ちをより正確に読み取るには、全身に現れるサインだけでなく、猫の性格や状況なども含めて総合的に判断する必要があります。 今回は、耳にポイントを当てて紹介します。 前に向いていて自然体 猫の種類によって耳の形は異なりますが、耳が前を向いていて力が入っていないときはリラックスした状態です。 まっすぐピンと立てている 何か気になるものがあったときには、耳をピンと立てて情報収集を行います。 「イカ耳」のときは怒っている? 耳を水平に伏せていたり、少し後ろに引いた状態がイカのヒレの形に似ていることから「イカ耳」とも呼ばれています。 この状態は、不安を感じているときや、イライラしているとき、威嚇するときに見られます。 後ろにキュッと引き絞る 耳をこれでもかというほど後ろに引き、頭にペタンと付けているようなときは、恐怖を感じているときです。 気を付けたい耳の病気 気を付けたい猫の耳の病気は「外耳炎」です。 正常であれば、耳の汚れは自然に外へ出ていきますが、何らかの影響で耳に汚れが溜まると炎症が起きます。炎症によって、かゆみ、痛み、赤み、耳垢、悪臭がする場合があります。 かゆくて後ろ足で掻いてしまっていると、傷ができたりして悪化することもあるので、早めに病院へ連れて行きましょう。 【関連記事】 猫の外耳炎の治療法や予防法について 耳のお手入れも大事 お手入れは、耳垢などの汚れが見られたら行うようにしましょう。コットンやガーゼ、市販されている耳掃除シートなどを使用して優しく拭き取ってあげてください。異常がないかどうかのチェックは毎日しましょう。 汚れがひどかったり、奥まで続いている場合は炎症が起きている可能性もあるので、無理にお手入れしないで、病院でケアしてもらいましょう。 猫の耳掃除の正しい方法を伝授します! まとめ 猫の耳は音の情報を集めるだけでなく、私たちに気持ちや体調を伝えてくれる大切な部位です。イカ耳や後ろにキュッと引き絞っているときには、無理にかまわず、原因を探して取り除いてあげてください。 そして病気にならないように、日々チェックをして適切なケアをしてあげましょう。 病気になる前に… 病気はいつわが子の身にふりかかるかわかりません。万が一、病気になってしまっても、納得のいく治療をしてあげるために、ペット保険への加入を検討してみるのもよいかもしれません。 【どうぶつの病気に関するデータを公開 みんなのどうぶつ病気大百科 アニコム損保が保有する世界最大規模の診療データをもとに、品種別・年齢別・性別のかかりやすい病気や、診療費の目安、平均通院回数などの統計データを調べることができるサイトです。犬・猫だけでなく、鳥・うさぎ・フェレットのデータも公開しています(※)。 (※)鳥・うさぎ・フェレットは年齢別・性別のみ検索可能
耳の形で猫の気持ちがわかる!?「イカ耳」って何? | 猫との暮らし大百科
猫の目はあまり良くありません。 人間の視力に換算すると0. 2~0. 猫の耳掃除の正しい方法を伝授します! | 猫との暮らし大百科. 3程度 と言われています。 ただし、動体視力は優れていてネズミや小鳥などの素早く動く小動物を目で捉えることができます。 しかし、視力そのものがあまり良くないため遠くに居る獲物を視界に捉えることができません。 また、猫が獲物とするネズミは薄暗い場所を好み、夕方から夜にかけて動き出します。 いくら猫の目が暗闇に強いとは言っても、小さなネズミの動きを捉えるのは大変です。 そこで活躍するのが 優れた聴覚と嗅覚 です。 獲物が発する音と臭いを頼りに猫は狩りを行っています。 暗闇でも上手に狩りができるのは、聴覚を嗅覚が優れているから! しかもネズミに特化した仕様となっているニャ☆ 飼い主の帰りにすぐに反応できるのは優れた聴覚のおかげ 猫を飼っている人なら経験があると思いますが、家のどこに居ても帰宅に合わせて玄関までやってきます。 飼い主がいつ帰宅するのかを知ってたかのように玄関で待っている ことがあるので驚かされます。 犬のように「まだかまだか」と飼い主さんの帰宅を玄関でじっと待っているわけではありません。 気ままな生き物である猫はよほどお腹が空いていない限りそのような行動は取らず、部屋でのんびり昼寝をしたり遊んだりして過ごしています。 そして飼い主さんの帰宅を知って玄関にやってくるのです。 もちろん猫の性格によっては知らん振りを決めこむこともありますが‥(笑) とはいえ、これは単純に玄関が開いた音に反応しているわけではありません。 その前に 飼い主さんが自宅に近づくときに発する小さな足音を聞き分けている のです。 そのため玄関の戸やドアが開く前から飼い主さんの帰宅を知ることができるのです。 なんとも猫らしい「玄関待ち」の真相‥(笑) それでも可愛いことには変わりはないニャ♡ まとめ いろいろと比較されることの多い猫と犬ですが、聴覚については猫に軍配が上がりましたね! 普段から猫は耳がいいと感じていましたが、まさかここまでだったとは‥驚きです(笑) 飼い猫は狩りをする必要がないので、優れた聴覚は宝の持ち腐れ的な感じがしますが、外の厳しい環境で生きている猫たちにとっては、今でも生きていくために必須のスキルだと言えますね。 The following two tabs change content below. この記事を書いた人 最新の記事 ワンちゃん、猫ちゃんの飼い主さんの役に立つ情報を発信中!
猫の鈴のメリット 部屋の中で足元に猫が来たとき、鈴の音で居場所が分かるので、踏んづける事故を予防できる。万が一迷子になった時、鈴の音で居場所を見つけやすくなる。放し飼いにしている場合は、飼い猫であることの証になる。 猫の鈴のデメリット 猫にとっては多大なストレス! 「 猫に鈴をつけると胃潰瘍になる 」というまことしやかな噂もありますが、誰かが統計を取ったわけではないので頭ごなしに鵜呑みはできません。しかし、光の少ない場所で待ち伏せ型の狩猟をするために進化してきた猫の耳は、犬をしのぐほど高性能です。人間には聞こえないネズミの放つ超音波すらキャッチするその耳のそばで、チャリンチャリンと四六時中(しろくじちゅう)高い音を聞かされるのは、決して愉快ではないでしょう。人間で言えば耳たぶに鈴をつけて毎日生活するのと同じことですので、猫を放し飼いから室内飼いに切り替える、足元に猫がいないかどうか気をつけながら部屋を移動するなど、可能な限り猫に無駄なストレスを与えない工夫が望まれます。 NEXT:音源を捉える能力 音源定位能力 (おんげんていいのうりょく)とは、音がどこから伝わってきているかを判断する能力のことです。 人と猫の音源定位能力 猫のそれは、75%の精度で5度の位置ずれを感知すると言います。猫の耳に入る音には、左右で極めて微小なずれがあり、それは25~80マイクロ秒(0. 000025~0.