海 まで 行 こう どんな 時 も
コストが安いからですか? プラスチックって軽くて変質しにくいでしょう。食品を保存するときは、タッパーで冷蔵庫に入れておくと長持ちするとか、とても便利ですよね。原料は石油で簡単に量産できるし、量産で安くなる。だからこれだけ使われてきたんですよね。 でも、環境への影響も結構あるんですよね。 そうですね。 まず、原料が石油なので、化石燃料を大量消費するし、処分するときも、燃やすと石油を燃やしていることになるので、地球温暖化が進みますよね。 あと、ニュースなどで有名になったウミガメが鼻にストローをつまらせて苦しむショッキングな映像がありましたよね。 見ました。 海の生物にはこうした直接的な被害も出ています。海鳥なんかは海面に浮遊しているものを魚と間違えて食べてしまうことがよくあるんですよ。レジ袋は浮くし、やわらかいので飲み込んでしまって、それで息をつまらせて死んでしまう。 タイの海岸に打ち上げられたクジラの胃の中から80枚あまりのプラスチック製の袋が見つかったこともありました。 そもそもなんですけど、海のプラスチックごみというのは一体どこから来ているのでしょうか? 丹後くろまつ号|京都丹後鉄道|WILLER TRAVEL. 海にごみを捨てるなんてことはそんなにないと思うんですけど。 街角でポイ捨てされたものも一部は海のごみになります。 海じゃなくて、街のなかでですか? たとえば渋谷の街でポイ捨てされたペットボトルを例にすると、 雨と一緒に側溝に流れ込んで川に流れていく。それがやがて海に流れ込む。 そういうことですか。 東京の荒川で毎年清掃活動を行っているNPOがあるんだけど、 毎年数万本単位のペットボトルを回収しているそうです。毎年取っても取ってもそれだけ出てくるんです。 でもそれってみんなが川べりに行って捨てているわけではないから、多くが街なかに捨てられたものなんですね。 そうなんですか…! 屋外で使われているプラスチックの屋根やビニールシートが紫外線などの影響で劣化して、マイクロプラスチックになって浮遊して海に流れ込んでいるとも考えられていますし、あと多いのが漁網などの漁業関係のプラスチックですね。 確かに、結構ありそう。 至るところでプラスチックが使われていて、時間とともに風化したり劣化したりして削れていく。そうしたものが捨てられたものと合わさって、いろんなところから海に流れ込んでいるんですね。 今から対策をすれば、次の世代は救えるかもしれないけど、 すでに取り返しがつかないことになっている可能性もありますよね。 確かに…。 でもね、 被害がまだ直接出ていない環境問題に手をつけるというのは本当に難しくて、 地球温暖化対策がずっと進んでこなかったというのも同じ理由なんですけど。 どういうことですか?
1からわかる!プラスチックごみ問題(1)|Nhk就活応援ニュースゼミ
【カラオケ】どんなときも。/ 槇原敬之 - YouTube
丹後くろまつ号|京都丹後鉄道|Willer Travel
アーティスト 平井大 作詞 Dai Hirai, EIGO 作曲 Dai Hirai You are so beautiful ありのままのキミが誰よりも美しい うまくいかない日も 忘れないで 僕はキミが好き 忙しく過ぎる時間(とき)の中で 一人こらえた涙も全て きっと明日の僕らの為必要だった恵みの雨 誰かの期待に答えようなんて思わなくていいから キミはキミのままで 海まで行こう どんなときも 守るからその笑顔を そばにいるよ どこにいても 支えたいその幸せを 強がって涙見せない そんなキミのすべてを I wanna know more I wanna love more みつめていたくて 'Cause you are so beautiful 僕の前では 強がらなくていいんだよ ささいな事でも 聞かせてよ いつも僕はいる 忙しく過ぎる日々の中で 感じた孤独もそれは全て きっと明日の僕らの為必要だった光の影 誰かと比べて自分測ることなどしなくていいから 歩いていこう どんなときも 願ってるよ どこにいても 溢れるほどの幸せを 'Cause you are so beautiful
Beautiful-歌詞-平井 大-Kkbox
プラスチックのストローを鼻につまらせて苦しむウミガメの映像を見たことがありますか? 2050年の海は、魚よりもごみのほうが多くなるかもしれない…冗談ではないホントの話です。7月1日から全国の小売店で原則、プラスチック製のレジ袋を有料にすることが義務化されました。私たちの未来に関わる「プラスチックごみ問題」。1からまとめて聞きました。
(2019年6月28日初稿 2020年7月1日一部変更) 土屋敏之解説委員は科学番組のディレクター出身。「ためしてガッテン」(現「ガッテン! 」)、「クローズアップ現代」(現「クローズアップ現代+」)などを担当してきました。現在は、科学や環境問題を担当する解説委員を務めています。
学生 高橋 よろしくお願いします。ディレクター時代は主にどんなテーマを担当されてきたんですか? 「クローズアップ現代」は立ち上げの頃から担当していました。ちょうどその頃、地球温暖化が問題になり始めて。温暖化をはじめとする環境問題や科学系のテーマで多くの番組を作ってきました。
土屋 解説委員
解説委員になってからも科学担当で、その中のひとつとして環境問題に取り組んでいます。理科系ネタ担当の解説委員みたいな感じですね。
本当はとっても怖い…? Beautiful-歌詞-平井 大-KKBOX. プラスチックごみ
学生 田嶋 プラスチックごみの話を、最近ニュースでもよく見ますけど、何がそんなに問題なんですか? 最近一番クローズアップされているのは 「海洋プラスチック」 の問題なんです。
海洋プラスチック、海のプラスチックごみということですよね。
そう。 世界では年間約800万トンものプラスチックが、ごみとして海に流れ込んでいるとも推計されています。
イメージできないんですけど…。
東京スカイツリーおよそ222基分、ジャンボジェット機5万機分にもなりますね。
その量が1年間で…? このペースで海のプラスチックが増えていくと、 2050年には、海にいる魚すべての重量よりプラスチックの方が重くなると言われていて、「プラスチックの海」になってしまうのではないかと懸念されています。
魚よりプラスチックが多い海ですか…。そこまでとは知りませんでした。
この海洋プラスチックで、特に問題になっているのが 「マイクロプラスチック」。
聞いたことあります。
環境中に捨てられたプラスチックごみは、 川から海へと至り、波の力や紫外線の影響などで細かく砕けていく。5ミリ以下になったものはマイクロプラスチックと呼ばれ、世界中の海に存在しているんです。
プラスチックは消えてなくならないということですか?
はい。この問題を調べていたら出てきました。
実は日本で「有効利用」と呼んでいるものの残りの多くは 海外輸出 なんです。
日本は年間150万トンのプラスチックごみを、「資源」という位置づけで、中国を中心としたアジア諸国に輸出してきた。
ごみの海外輸出という考え方がイマイチわからないんですけど…。
輸出というか引き取ってもらうというか、お金が動くので輸出と言っているんですけど。
プラスチックの原料の石油はそれなりの値段がします。だけどプラスチックごみは処分したいものだから非常に安く手に入る。
プラスチックごみをどうやって使うんですか? ごみ発電所の中に入れれば燃料になる。石油として使えると。また、人海戦術で種類ごとに分けて、溶かしたり粉砕してペレット状にしたものから再生プラスチックを作ったり。
そういう形で再利用しているので、日本は「これはリサイクルです。途上国にちゃんと協力しています」と主張している。
へえ~。
ただ現実には、容器や包装などのプラごみって、分別はしていても、お菓子が中についていたり、ペットボトルの中身が少し残っていたりするよね。 そうした汚れたものはリサイクルにまわせない場合が多いんですよ。洗浄にコストがかかってしまうから。
ただでさえ途上国はごみのリサイクルシステムがちゃんとできていないので、 使えないと思ったものはそのまま捨ててしまう。「使えるものだけリサイクルしてあとは捨てちゃいます」という途上国に、日本はごみを供給し続けているんです。 そうするとどうなるか…。
どうなるんですか? これは、プラごみを海にどれだけ流出させているかを示すランキングなんだけど。
日本は30位。1位が中国、2位以下は東南アジアの国々ですけど、実は 上位を占めているのは日本がプラごみを輸出している国なんです 。
え! 日本は30位でそんなに上じゃないと思ったんですけど、上位の国々のごみの中には、実質日本が出したごみが含まれていると…? そう。 中国や東南アジアがプラごみ問題の原因を作っていると言われているけど、 そのプラごみがどこから来たのかというと、日本やアメリカやヨーロッパなんですよ。
プラごみの海外輸出は、処理体制が整っていないアジアの途上国に実質的に押しつけているのと同じで、海への流出を加速させることにつながると懸念されているんです。
確かにそうですね。日本がやっていることって何の解決にもなっていないですね…。
そうなんです。 日本は 1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界2位。日本こそがまさにこの問題の当事者だということをちゃんと理解してほしいですね。
それで最近、「バーゼル条約」というごみの輸出を規制する国際条約で、汚れたプラごみの輸出入を制限しましょうということが決まったんです。
先進国から途上国へのごみ輸出が海洋プラスチック問題を生んでいるのだから、それを規制する必要があるということでようやく世界が合意したんですね。
このバーゼル条約にさきがけて、 世界最大のプラごみ輸入国だった中国も、環境汚染などを理由に2017年から輸入規制を始めていて、日本やアメリカではプラごみの行き場がなくなりつつあるという影響が出ています。