終活へ~中高年のための生き方名言201 「課題の分離」 アルフレッド・アドラー(オーストリア出身/心理学の巨人)の言葉⑲ -他人の課題と自分の課題- :姻族関係終了コンサルタント(死後離婚アドバイザー®) 松﨑豊 [マイベストプロ埼玉]
課題の分離は「自由に振る舞える」と思ってもらう第一歩です。 相手が決める領域に、自分が勝手に入ってはいけません。 しかし、相手がしていることは見守ってあげる。 これが適切な距離感です 。 ここまで読んでどう感じたでしょうか? 恋人と長期的な関係を気づきたくなったのではないでしょうか。 まとめ アドラー心理学から恋愛を長続きさせるコツを解説しました。 皆さんは「課題の分離」について理解できたのではないでしょうか。 自分ができることを理解し、それだけをやりましょう。 またアドラー心理学の考えが書かれている「嫌われる勇気」をぜひ読んで欲しいです。 さらなる発見があることを約束します。
『課題の分離』ができれば、あなたは人間関係の悩みから解放される【アドラー心理学】
2020/11/30 2021/5/4 アドラー心理学 アドラー心理学が8回でわかる~第2回「課題の分離」~ 皆さん、こんにちは。 今回から連続8回で嫌われる勇気という本が発行されて以降話題になっている、アドラー心理学において中心的な考え方を一つずつ取り上げて、皆さんにご紹介したいと思います。 第2回目の今回は「課題の分離」というタイトルで埼玉県さいたま市東浦和でカウンセリングを行う心の専門家である臨床心理士・公認心理師の筆者が、皆さんにお話していきたいと思います。前回の内容をご覧になっていない方はまずは第1回の方も見てみてくださいね。 アドラー心理学について学ぶ!? まず簡単に皆さんにアドラー心理学がどのようなものであるのかというを、お話していきたいと思います。 アドラー心理学(個人心理学) とは、心理学者のA. アドラーによって作られた心理学の様々な技法の総称 です。 アドラーは人間の人格を意識や無意識に分けずに(全体論) 、 何かその人なりの目的に向かって進んでいる(目的論) 、 その人が正しい目標に向かって歩んでいく勇気づけを主眼におく勇気の心理学 と言われています。 あらゆる対人関係の解消や自分を変えて一歩踏み出すヒントを授けてくれる(使用の心理学) のがアドラー心理学の大きな特徴として挙げられます。 そんな生活にヒントを与えてくれる使用の心理学であり様々あるアドラー心理学のうち、今回は課題の分離についてお話していきたいと思います。 アドラー心理学における課題の分離とは!?
(具体的な手順と注意点) ゆるい ここからは、 「課題の分離」→「共同の課題」 という技法の手順と注意点について、より具体的に書いていきます。 1. だれの課題であるかを考える(課題を分離する) 何か問題に気づいた時、まず「だれの課題であるか」を考えます。 そのために 「行為の最終的な結果を引き受けるのはだれか?」 と問います。 なお「課題」はすべてだれか1人に帰属すると考えるのが原則。 ただ、現実には課題が複数の人に帰属するように見えること、もしくは誰にも帰属しないように見えることもあるように思えます。 そのときは、まずは細かく問題を分けていくことが大事になるかもしれません。 また、事前の責任範囲や仕事の分担が細かく決められていないことに、そもそもの問題がある場合もあるでしょう。 ゆるい アメリカでは「課題の分離」を「誰の責任か (Who's Responsibility? )」と考えるようです。 だれの課題か見えにくい場合は、責任の所在がはっきりしないことの裏返し だと言えるでしょう。 (日本人はそもそも、ここら辺の段階でつまずいているケースも多そうですよね…) 【参考】 野田俊作の補正項(2016/02/21) 2. 共同の課題として考える 共同の課題として考える上では、以下の3つの手続きを踏みます。 言葉に出して、相談・依頼する。 共同の課題にするか討議する。 共同の課題として取り上げれば、協力して解決策を探す。 【参照】『SMILE 愛と勇気づけの親子関係セミナー』テキスト p61 重要なのは、 課題の当事者から相談や依頼があって、初めて共同の課題に向けて動き出す という点です。 逆に言うと、課題の当事者が黙っている限りは、本人に任せることになります。 ゆるい これは私の見解ですが、実際は待っているだけでは本人から言い出せないこともあるでしょう。 なので 「大丈夫?困ってたら相談してね」 みたいな感じで、声をかけることは大事になると思います。 また、 相談・依頼があったからと言って必ずしも「共同の課題」にする必要はない です。 「それは、あなた個人の課題だから、独力で解決してください」などと断ってもよいですし、「失敗から学ぶ」ということをあえて選ぶことも時には必要だと考えます。 以下は「課題の分離」→「共同の課題」の具体例です。 3.