以降 は その日 を 含む
あなたは次の言葉を正しく伝えていますか? ・以後 ・以降 ・以来 どれも同じような意味なので、その時の 雰囲気でなんとなく使い分けていたり しませんか? ちなみに私はそうです(笑) 意外と知っていそうで間違って 解釈していたり使っていたりする言葉って 多いですよね。 友達との会話では多少間違っていても 笑い話で済むかもしれませんが、 これがビジネスや大事な場面ですと 恥をかいてしまうかもしれません。 そこで今回は、 「以後」「以降」「以来」 の 違いについて一緒に学んでいきましょう! 以後と以降と以来の違いとは? 一見、それぞれに大きな違いは 無さそうなこの3つの言葉ですが、具体的には どのような違いがあるのでしょうか。 まずはそれぞれの言葉の意味を見てみましょう。 1. 以後の意味とは? 以後の意味は下記の通りです。 1 これから先。今からのち。今後。 副詞的にも用いる。 例:「以後は班別に行動する」 「以後、気をつけます」 2 その時よりのち。その後。 例:「3時以後は在宅しています」 このように以後は、その言葉だけで "今からのち" という意味で使われます。 2. 以降はその日を含む. 以降の意味とは? 以降の意味は下記の通りです。 ある時からのち。 例:「平安時代以降」「4月以降」 以降は、 "ある時からあと" を表します。 長い時間の経過を表す時に使われることが 多いです。 3. 以来の意味とは? 以来の意味は下記の通りです。 1 その時よりこのかた。それより引き続き。 例:「正月以来ずっと禁煙している」 2 こののち。今後。 例「以来慎みます」 以来は、 "ある時から今までずっと" という 過去のとある時点から今現在までの期間を 表す時に使います。 当日は含む?含まない? それでは、以後、以降、以来は 当日は含むのでしょうか? 正解は、 いずれも含みます。 よく、「木曜日以降に来てください」 などという会話があると思いますが、 この場合、木曜日に行っても問題ありません。 「1月20日以後は日本にいません」 こちらも、 以後はその時を含む ので 20日は既に日本にいないという事になります。 また、「会うのは結婚式以来だね」 という会話でも、結婚式の日に会って いるので当日は含まれます。 このように、3つのいずれの言葉は 当日が含まれる ということになります。 正しい使い方のポイントとは?
以降はその日を含むのか
公開日: 2020. 07. 24 更新日: 2020.
以降はその日を含む?
以上・以下・未満・超え・以内・以前・以降・以来・以外は含むかどうかの違いについて 「以上」「以下」「未満」の3つにおいて基準を含むのか、含まないのかで悩む方は多いと思います。 結論から言ってしまえば「以上」「以下」は基準を含み、「未満」は含みません。 「以上」「以下」「未満」は数学に切り替わる前の小学4年生の算数の授業で教わる内容ですが、「基準点が含まれるかどうか」は社会人になると忘れてしまっている方も多いと思います。 また、上記の他にも範囲を示す言葉は「超え」「以内」「以前」「以降」「以来」「以外」など多数ありますがそれぞれに違いがあります。 ここではそれらの違いについてと、簡単な覚え方について紹介していきます。 以上・以下は基準を含む 以上と以下はその基準点を含む表現になります。 1チーム10人以上で参加資格が与えられる場合には10人いれば参加することができます。 つまり「1000円以上お買い上げの方に・・・」と言った場合は1, 000円ぴったりも含まれますし、「10歳以下は無料」と言った場合には10歳の方も無料となります。 他にも 10m以上離れてください 10mは含まれるため、1m単位で言えば10m、11m、12m・・・と離れていれば問題ありません。 バージョン3. 0以下のパソコンではご利用いただけません バージョン3. 0は含まれるため、バージョン4. 0ではご利用いただけますがバージョン1. 0、2. 〇日以降~というのはその日を含みますか?いつもお世話になっております。通販で... - Yahoo!知恵袋. 0、3. 0ではご利用いただけません。 平均点以上を取れば合格できる 平均点も含まれるため、平均点を取れば合格できることになります。 小数点以下は切り捨ててください。 小数点も含まれますので「5.
以降はその日を含むか?
両者に違いはあります。それは「以後」はある時点(基準点)に重点が置かれているということです。「以降」は「ある出来事(基準点)」よりあとの状況・経過も重要で、指し示す「時間的幅」があるのに対し、「以後」は基準点に重きが置かれ、その時よりあとを表します。 つまり、それぞれの違いは時間的な範囲が異なるということですね。「以降」の方が時間的な範囲が長く、それに対し「以後」は基準点のスポット的な時間で幅が短いのです。端的にいうと「以降・以後」の両者の違いは表す「時間の幅」ということになります。 以降と以後 では、ここでまた一つ使うときに一瞬考えてしまうような紛らわしい言葉「承る」についてご紹介します。賜るや了解・了承との違いを覚えておくと便利ですし、会話の流れもスムーズになりますよ。きっちり言葉が使えるとうれしいですし、周りからも見直されるかもしれませんよ。下記の関連記事をご覧下さい。 「10日以降」は10日を含む?含まない? 「〇〇日以降」の使い方 わかりやすく例文により考えてみましょう。「社長は10日以降は出張のため不在にしております」という状況の場合です。この場合10日(基準点)以降は「不在である」という状況が継続して続き、10日というその日だけでなく、「社長不在」を継続する状況を相手に伝えたい重要事項として示唆しています。 このように「以降」は基準点の後ろが話し手の重要視したいところなので「1980年代以降の東南アジアの近代化は目覚ましく…」というように基準点以降の話題を広げるときは「以降」が適していると言えます。話を広げるときは「以降」を使う。と覚えておくだけでもとっさの判断ができますよ。 ここで一息、「以降・以後」と同様に合わせて覚えたいビジネスで役立つ言葉について下記にご紹介します。使い分けができると仕事で役立つのはもちろん、会話に自信が持てます。漢字では1文字でも意味が複数あることも少なくありません。友達ならまだしも仕事の取引先等で恥をかくわけにはいきません。ぜひご確認ください。 「〇〇日以降」は当日を含むの?含まないの? さて、ここで気になるのは基準点である10日を含むのか含まないのかという点です。実は、これは法令用語でもあるんですね。答えは「基準点のその時を含む」です。つまり10日も含まれるということですね。「以」という字は「基準点を含む」という意味があるのです。 これは前述した算数の時と同じ考え方ですね。「以」がついている時はとの数字を含む。これは時間でも同じなのです。「6月1日以降」と書いてあったら基準点である6月1日も含むことになります。 では、他の使い方も見てみましょう。「3年前の大会以降、新記録が出ていない」「あの出来事以降、彼は無口になった」というように使うこともできます。これら二つは特定の〇日、〇月、〇時など厳密に特定した日付、時間ではありません。「以降」はこういった場合にも使うことができます。 「10日以後」は10日を含む?含まない?
身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします! この雑学では「以降」と「以後」の意味と使い方、当日を含むか含まないかなどをわかりやすく解説します。 雑学クイズ問題 【以上、以下、以降、未満の使い方で間違えているものは? 】 advertisement A. 18歳以上(18歳を含む) B. 以降はその日を含むか?. 20歳未満(20歳を含まない) C. 10月20日以降(20日を含む) D. 30度以下(30度を含まない) 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね! 以降と以後の意味と使い方!当日を含む?含まない? 【日本語にはややこしい言葉が多い 】 日本語は、英語圏の国では習得難易度の高い言語だと言われています。そして、日本人ですら日本語を上手く使いこなせていない場面がたくさんあるのです。 そのややこしい日本語の中でも「以降」や「以後」などについて、なんとなくでしか意味を理解していない人は多いのではないでしょうか?