鉄骨と鉄筋の違いは?1分でわかる意味、重量鉄骨と軽量鉄骨はどちらがおすすめ?
建物の標準税額
固定資産税の概算目安になるものとしては、法務局管内新築建物課税標準価額認定基準表というものがあります。これは、法務局が登録免許税の算出方法に用いるものですが、建物の種類や構造によって1㎡あたりいくらになるかを知ることができます。
各地方ごとに課税標準価格は異なりますが、目安として以下に大阪と東京の新築建物課税標準価格認定基準額を記載します。
居宅
木造…大阪 85,000円 東京 87,000円
軽量鉄骨造…大阪 91,000円 東京 95,000円
重量鉄骨造…大阪 102,000円 東京 112,000円
鉄筋コンクリート造…大阪 123,000円 東京 132,000円
店舗・事務所等
木造…大阪 71,000円 東京 71,000円
軽量鉄骨造…大阪 61,000円 東京 65,000円
重量鉄骨造…大阪 110,000円 東京 131,000円
鉄筋コンクリート造…大阪 126,000円 東京 136,000円
3. 建物の税金の評価額について
固定資産税や都市計画税は、その建物の評価額がとても大切になってきます。評価が高い建物は税金も高く、評価の低い建物は税金が安くなります。評価額の考え方や評価方法について以下に解説します。
3-1. 鉄筋と鉄骨の違い. 固定資産税には3年に1度評価額の見直しがある
固定資産税や都市計画税の税額評価基準は、3年ごとに見直しが入ります。国土交通が定めた路線価格と、不動産鑑定士の評価を基にした不動産評価額によって決定されます。建物が完成した後に、各自治体の職員がその建物を実際に見て調査を行います。使用されている建築材料や設備などを確認して評価をしています。
しかし、建物の価値や土地の価値などは永続的に同じというわけではありません。周辺環境や経年劣化、その時の物価などで価値は変動していきます。そのため、3年に一回のペースで評価を見直し、その時々にあった税額の支払いをしてもらえるようにしています。
3-2. 固定資産税の評価額の考え方
同じ広さの土地であっても、それらが全て同じ評価になるかと言われるとそうではありません。立地、周辺の環境などによって不動産の価値は変わってきます。例えば同じ広さの土地であっても、電車がすぐ近くに通っている便利な土地と、交通の便が悪い土地とでは前者の方が価値は高くなります。土地はその場所によって評価額が大きく変わってきます。
しかし、建物の評価は場所や立地ではなく、基本的には新築で広い家ほど評価が高くなります。物価による地域格差などで多少の違いはありますが、物件そのものの評価額が大きく変わることはありません。
土地は便利であるほど価値が高く、建物は新築であるほど価値が高いと言えます。固定資産税を決める課税評価額もそれを基に評価されているので価値が高いほど高い税額になります。
3-2-1.
これで解決!「鉄骨」と「鉄筋」の違い – スッキリ
2019年08月02日 更新 物件選びの際、賃貸サイトでよく見かける「鉄骨」や「鉄筋」などの言葉。木造は安い、鉄骨造は安心のようなイメージがあるかもしれません。建物構造の「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」は、それぞれどのような違いがあるでしょうか? この記事では、失敗しないお部屋選びで押さえておきたい建物構造の基礎知識やメリット・デメリット、防音性性に優れた建物構造などをご紹介します!
建物の構造はそれぞれ一長一短。初めての一人暮らしでは、家賃の安さで木造を選ぶことが多いかもしれませんが、なぜその価格なのかという部分に目を向けてみて、自分の中での家賃と設備のバランスを考えながら、自分にあった部屋を見つけられるとよいですね。 監修:zuna 一級建築士 建築コンサルティングを生業とする一級建築士。ゼネコンでマンション等の現場管理をした後、某県庁の建築職として確認申請をはじめ建築系の書類審査や現場検査、開発工事の許認可、公共建築の設計・工事の監督員をしてきた。一級建築士であり、建築基準適合判定資格を所持している。