宇宙 一 わかりやすい 高校 化学
とてもわかりやすいです。とにかく親切な書き方をしてくれています。 私は子供が化学に関心が出てきたことから、教えるために遅ればせながら自習している文系人間なのですが、今まで読んだ化学本でいちばん親切とまで思いました。 イメージをつかませるためのイラストが多いです。新しい言葉には必ず説明があります。前に出たことを振り返ったり、後に出てくることの予告のため、ページ参照を丁寧につけてくれています。 中身は有機化学の基礎でして(一部無機や理論あり)、高校で習う前の導入、習ってる最中に道に迷った時のガイドとして最適だと思います。記載の順番も非常によく考えられていて、前から読んでいくととても良いと思います。 また、この方の本を読みたいです。
宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学
よぉ、桜木建二だ。今回は軟体動物について学んでいきたい。 どんなに身近な生き物であっても、いざその種や分類について考えると意外と知らないことは多いんだ。ひとつの分類群について改めて学ぶと、それぞれの生物種やグループについての知識が整理され、生物同士の関係についても理解が深まっていく。軟体動物に興味のあるやつもないやつも、ぜひ一度読んでみてくれ。 今回も、大学で分類学を中心に勉強していた現役講師のオノヅカユウを招いたぞ。 解説/桜木建二 「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。 ライター/小野塚ユウ 生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。 軟体動物とは?
宇宙一わかりやすい高校化学 化学基礎
電子が移動しているということは,安定している電子(中心の殻にいる電子)よりもエネルギーが大きいということになるでしょう. ちなみに,この帯には名前がついており,先ほど図で示した高エネルギーのところを『伝導帯』,低エネルギーの方を『価電子帯』,その間のことを『バンドギャップ』と呼びますので覚えておいてください. ここまで理解出来たら簡単で,金属が電気を通しやすいのは 『伝導帯と価電子帯がくっついているか,離れていてもわずか』 だからです. そして,絶縁体が電気を通しにくいのは, 『伝導帯と価電子帯がとても離れているため,電子が流れるためには莫大なエネルギーが要る』 からなんです. 半導体は,金属と絶縁体の間の性質を持っている,つまり伝導帯と価電子帯がちょっと離れているような状態にあります そのため,熱や電圧をかけることで電子にエネルギーを与えると電気が流れやすくなるというわけです. イメージを大事にしたのでかなりざっくりした説明でしたが,おおよそこんな感じです. P型N型って? 宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学. 半導体について勉強していると,『P型半導体』とか『N型半導体』とかって聞くことがあると思います. それが一体なんなのかを説明していきたいと思います. まず,4族のシリコン,3族のボロン,5族のリンの原子モデルをみてみましょう. 一番外の殻の電子(最外殻電子)の数が異なっていることが分かるはずです. では,4族のシリコンのみで結合したものに対し,3族のボロン,5族のリンを入れてみるとどうなるでしょうか? そう,1番外の殻の電子数が違うせいで,電子が足りなかったり余ってしまうという状況が起きます 電子はマイナスなので,『電子が不足する』ということは『マイナスがなくなる』ということなので,全体ではプラスとなりますね. 逆に,『電子が余る』ということは,『マイナスが増える』ということなので,全体としてマイナスとなります. ということで,ボロンのような3族元素を添加することで電子が不足する,つまりプラスとなった半導体のことを, ポジティブな半導体,略してP型半導体 と呼ぶというわけです. 逆にリンのような5族元素を添加することで電子が余る,つまりマイナスとなった半導体のことを, ネガティブな半導体,略してN型半導体 と呼ぶんです. P型半導体の場合,この不足した場所が空きスペースになるため,空きスペースに電子が移動していくことで電気が流れます.
宇宙一わかりやすい高校化学 使い方
宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学
パソコン,スマホ,ロボット,ゲーム機などなど,身の回りを見てみると,様々なものに半導体が使用されていることがわかります. 私達の生活に無くてはならない半導体,その基礎の基礎についてまとめてみようと思います. 今回は,難しい数式などは使わずにざっくりとイメージをつけてもらうところをゴールの目標としてみました! 半導体とはなにか 半導体とは,誤解を恐れずいうと,『金属と絶縁体の中間の電気抵抗をもつ物質』といえるでしょう. そして,シリコンやゲルマニウムなどの4族元素が半導体によく使われます. シリコンは,人体への毒性がなく安全,自然界に大量に存在するためコストが安い,そして機械的強度が高いなどという理由からよく使われています. ダイヤモンドが炭素原子から出来ており,そのダイヤモンドもシリコンも4族です.シリコンも『ダイヤモンド構造』と呼ばれる結晶構造を持っており,強度が強いんです. あの有名な『シリコンバレー』も半導体によく使われる物質『シリコン』に由来すると言われているなど,半導体が私達の生活に与えた影響は大きいんです. 半導体の原理 それでは,ざっくりと半導体について理解するために,原子について見ていきましょう. とはいっても,高校生で習う簡単な化学の知識だけでOKです. まず,原子のモデルは以下のようになっています. 『原子核の周りを電子が回っていて,電子の軌道のことを内側からK殻,L殻,M殻…と呼ぶ』 というのを思い出してください. あ,これはあくまで原子のモデルですからね.実際の軌道はもっと複雑です. さて,ここで原子番号2のヘリウムと,原子番号3のリチウムをみてみましょう. ヘリウムは,K殻だけに電子が入っていたのに対し,リチウムではL殻にも電子が進出しています. 【生物】「軟体動物」ってなんだ?現役講師がさくっと解説! - Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン. 言い換えると,それぞれの殻に入れる電子の数が決まっていて,その規定数を超えると別の殻で電子が回り始める ということが分かります. そして,内側の殻から順番に電子が埋まっていくということは,『内側の方がエネルギーが低い』ということを意味します. 坂道でボールを離すと下に転がっていく例えを使うと分かりやすいかもしれません. 内側の殻の方がエネルギーが低いということは,エネルギーのグラフを作ってみると以下のようになります. さて,『電気が流れる』っていうのは,言い換えると『電子が移動している』ということになります.
宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学
N型半導体の場合は,余った電子が動くことで電気が流れるという仕組み. これかP型半導体とN型半導体のすごくざっくりとした説明でした. ちなみに,このように不純物を混ぜることを,ドーピングと呼びます. まとめ 今回,以下のことについてまとめました. 半導体とは何か 高校化学の軽い復習 バンドギャップ,価電子帯,伝導帯とは何か ドーピングについて P型半導体,N型半導体とは何か さらに専門になってくると,価電子帯と伝導帯のエネルギーの差を数式を使って厳密に求めたりといった難しい計算がたくさん出てきます. 今回,イメージを大切にするため数式を一切使わずに,高校の化学の知識だけで基礎を説明してみました. これ以上踏み込むととても1記事では書ききれないので,興味がある方は他の書籍を当たってみてください. お読み頂きありがとうございました. 追記: 無料のLINEマガジンをはじめました! 宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学. 「スキルをつけて人生の自由度をあげる」をテーマにしたLINEのマガジンをはじめました! ブログでよく聞かれるプログラミングやブログ運営、ビジネスのことなどを体系的にまとめて発信しています。 無料でバンバン良質な情報を流しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
多田 道のりは長いですよ。90パーセントというと、ほとんどできたと思うでしょうが、物理学の世界では、99.