データ栄養学のすすめ ないよう
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「インターネットでは様々な情報が氾濫」と否定的に書かれてる。 しかし知識っていうのは学者だけが発信していいって事ではない。 市民にだって発信する権利はある。 情報は氾濫するのが正常。 日本を褒める為にヨーロッパを貶してる。 「ヨーロッパは食べ物があまりおいしそうではない。」との趣旨が書かれてる。 なぜそういう事を書くのか? 「日本に生まれてよかった。」とは言うけど「◯◯ではなく日本に生まれてよかった。」とは言わない。 失礼。それと同じ。貶す必要がない。 2800円は高い。
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読みにくい。 これは私の知識が劣っているからではない。 現代人が昔の小説を読んだ場合どう感じる? 読みにくく感じるよね? でも小説に誤字脱字はない。 ではなぜ読みにくいのか? それは現代人には受け入れられない文章構成、表現方法だから。 この本に間違った記載はない。 しかし記載が正しいからOKではない。 「学者の本」と聞いてどんなイメージが浮かぶ? ネガティブ。 この本は学者の本。 そんな感じ。 ======================================================================== 「エネルギー(カロリー)」って表記が同じページに何度も登場する。 目障り。 「エネルギー」もしくは「カロリー」表記だけにしてほしい。 「以後表記はカロリー」と書けば伝わる。 「アルコール(エタノール)」では以後アルコール表記になってる。 読みやすい。 この文章どう思う? >「パンかライスか」と尋ねられたら迷わずライス、否、ごはんを選びます。 私は頭が混乱した。ライスとごはんは同じ意味では? >特に白いごはん(白米)が大好き 目障り。 「白米」とだけ表記してほしい。 >最近、白米、正しくは精製度の高い穀物の旗色がよくありません。 「正しくは」って事は「白米」は間違っているって事。 でも実際には「白米」でも正しい。 正しいのに「正しくは」はおかしい。 「正しくは」ではなく「正確には」。 ======================================================================== ナイフの刺さった豚の絵が載ってる。全く不要なのに。 著者の思い出の品が載ってる。全く不要なのに。 「栄養学者が書いてない栄養本がベストセラーになる事が多い。危惧する。」との趣旨が書かれてる。 なんだか消費者が悪いような書き方。 ・正しくないけど、読みやすい本 ・正しいけど、読みにくい本 どちらが売れるかは一目瞭然。 読みやすい本。 栄養学者は伝える力も一流ですか? データ栄養学のすすめ ないよう. 違うよね? 「学者の本」なんてネガティブな言葉がどうして生まれたのかよく考えてほしい。 「栄養学者の書いた本以外は駄目。」と決めつけるのは、それこそ駄目。 ======================================================================== 「食塩(塩化ナトリウム)」「ナトリウム(食塩)」 表記がバラバラ。読みにくい。 「チエック」ではなく「チェック」と書いてほしい。 「検診」と「健診」を一緒にした言葉として「けんしん」を使われてる。 読みにくい。 「以後表記は健診」と書けば伝わる。 「たいせつ」「じょうぶ」「くわしく」「むずかしい」「かならず」など、ひらがなが使われてる。 漢字を使ってほしい。 なぜひらがなを使うのか?
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■佐々木敏/著 ■978-4-7895-5449-7 ■A5判 148mm×210mm 368ページ ■定価:2, 860円(本体2, 600円+税) ■発行年月:2018年2月 商品説明 氾濫し混乱する「食と健康」の情報を整理する 野菜「1日350g」の根拠はどこにあるのか? 夏バテに豚しゃぶサラダのナゾ 低糖質ダイエットの魅力と問題点… 栄養疫学のスペシャリストが、「科学的根拠に基づく栄養学」で「食と健康」の真実にせまります。 大好評の「 佐々木敏の栄養データはこう読む! 」の第2弾! 目次 第1章 健康的な食事? その舞台裏に真実を探る プロローグ:「モンゴル」赤い食べ物と白い食べ物 1 野菜-「1日に350g」の根拠はどこにあるのか? 2 卵-血中コレステロールにとっては要注意食品か? 3 減塩‐研究結果の不一致をどう読むか? 4 全粒穀物‐なぜよさが広まらないのか? 5 機能と効果の違い‐イヌリンで血糖値は下がるか? まとめ:「健康的な食事」ってなんだろう 第2章 ビタミン 不安と誤解の根拠を探る プロローグ:メキシコ・マラウイ・アメリカ南部 とうもろこしの光と影 1 ビタミンA-夜盲症とヒマラヤの白い目玉焼き 2 ビタミンD‐魚と紫外線の微妙な関係 3 壊血病とビタミンC‐権威主義と思い込みの科学史 4 災害とビタミンB1‐東日本大震災で脚気の再来はありえたか? 5 豚肉とビタミンB1‐夏バテに豚しゃぶサラダのナゾ まとめ:ビタミンー歴史と民族と自然に学ぶ 第3章 無機物(ミネラル) 過剰反応と無関心の構造 プロローグ:「バングラデシュ」赤い井戸とヒ素汚染 1 カドミウムとヒ素-日本のお米は危ないか? 2 カルシウム‐「充分に」とはどれくらいか? 3 鉄‐貧血の原因は食事か体質か? 4 電化製品と減塩‐胃がんの減少に最も貢献した職業はなにか? 5 社会と減塩‐イギリスはなぜ成功したのか? まとめ:無機質ー危ない?足りない?気にしない? 佐々木敏のデータ栄養学のすすめ(佐々木 敏) / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」. 第4章 炭水化物・糖 伝統と流行と科学のはざまで プロローグ:「ペルー」インカの本当の黄金 1 低糖質ダイエット-糖尿病の予防と管理に有効か? 2 地球レベルで考える食事法‐低糖質ダイエットの魅力と問題点 3 食べる順序‐「野菜先食べ」と糖尿病 4 グリセミック・インデックス‐糖尿病の予防と管理に有効か? 5 果物‐糖尿病の予防と管理には控えるべきなのか?
」を満たしてくれるし、確かだと言えるラインの情報や、逆にまだ結論が出ていない話について、またそれらに対して取るべき妥当な態度などを教えてくれる。基準として頭に入れておくに値する内容だと思う。 図書館本。佐々木先生の栄養学の二冊目。非常にわかりやすくてためになる。今年から食塩の摂取は、男性7. 5g、女性6. 5gと驚愕の数字になっている。パンの減塩の話は非常に示唆に富んでいた。少しずつ減らせば誰も気にしない。きちんと、栄養学と統計を組み合わせた学問は、日本においてなかなか進んでいない。あとで莫大な医療費となってはね返ってくることを思えば、栄養学をきちんと評価することは大切だと思うのだが。定期的に読まないと、すぐに忘れそう。 食と健康に関して「読みやすさ、わかりやすさと科学的な正しさの両立」を実現!わかりやすく面白い本でしたが、それ故に、食に関する情報の闇は奥深く「一体何を信じれば?」と途方に暮れる読後感。「データ栄養学」は"事実確認を怠ったまま社会に流される「食と健康の情報」があまりに多いと感じたことへのアンチテーゼ"として提唱している著者の造語。1日野菜350gについての真実など、まさに目から鱗です。ブログも!