内藤了 よろず建物因縁帳
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Amazon.Co.Jp: 魍魎桜 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ) : 内藤 了: Japanese Books
23現在)は中でも最高傑作ではないかと思います。 ストーリー的には、たぶんこうなんじゃないかな?と想像はできます。 だいたいそのとおりなのですが 今作は特に、ロケーションが鮮やかに映像として浮かびました。 桜を題材にされていること、散る枝垂桜とやっと添えることのできた二人などなど 一幅の絵画を見ている、否、私も式典参加の住人になって曳家に立ち会っているような気になりました。 日本人の魂に響くのではないでしょうか。 私の住む松江市にも人柱の話があります。 松江大橋は大雨のたびに流され、源助というお侍が人柱になっています。 国宝松江城は当初、どうしても石垣が崩れ、 盆踊りの中の娘に人柱の白羽の矢がたち、人柱にされて埋められているそうです。 なのでお城周辺の地区では今でも娘を憐れんで盆踊りをしません。 このように、日本中、人柱の話はたくさんあると思います。 それを桜と絡めて、本当に美しい話になっています。 映像化するとして、春菜に北川景子? 仙龍は誰がいいですか? 西島秀俊?桐谷健太?城田優?
山深い寒村の旧家・蒼具(あおぐ)家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。広告代理店勤務の高沢春菜は、移築工事の下見で訪れた蒼具家の蔵で、人間の血液で「鬼」と大書された土戸を見つける。調査の過程で明らかになる、一族で頻発する不審死。春菜にも災厄が迫る中、因縁物件専門の曳き屋(ひきや)を生業とする仙龍が、「鬼の蔵」の哀しい祟り神の正体をあきらかにする。