澁澤 龍彦 高丘 親王 航海 記
0x20. 0、第3刷、帯イタミ、函ヤケ・ヨゴレ・圧痕、本体良好 ¥ 800 、文藝春秋 、1987年 、1 澁澤龍彦、文藝春秋、昭62、1冊 初版 函 帯 帯薄汚れ少 本体良好 四六 234頁 発送はできるだけ安く確実に! 、昭62 澁澤龍彦、文藝春秋、1994年、1冊 高丘親王(799年-865年? )は、仏法を求め老齢で入唐し、天竺を目指し旅立ち消息を絶った。 小説 B6判単行本です 函に帯貼 函背少やけ 11刷 236頁 海外への発送は、いたしておりません。(Sorry, Delivery available only to destinations within Japan. )
- まんが王国 『高丘親王航海記』 近藤ようこ,澁澤龍彦 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻]
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まんが王国 『高丘親王航海記』 近藤ようこ,澁澤龍彦 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻]
澁澤龍彦の遺作 1987年刊行。澁澤龍彦(しぶさわたつひこ)最後の作品である。同年の読売文学賞(小説賞)を受賞している。 文庫版は1990年に登場。 長らく入手困難な状態が続いていたが、没後30年を記念して?なのか、新装文庫版が2017年に登場している。ずいぶん煌びやかなカバーデザインになったね。さすがに親王若すぎるのでは? あらすじ 貞観七年(西暦865年)、日本から唐へと渡った高丘親王は仏道を極めるため、更に天竺へと旅立つ決意を固める。付き従うのは側近の二人の僧、安展と円覚、そして小姓の秋丸。しかし突然の暴風や、海賊らがその行く手を阻む。チャンパ、真臘、盤盤、驃、行く先々で親王らはさまざまな怪異に遭遇する。幻想の東南アジア旅行誌。 高丘親王、その数奇過ぎる生涯 本作の主人公となる高丘親王は、現代ではあまり知名度がない人物かもしれないが、その生涯はあまりに波乱に富んでいて劇的である。主要なポイントだけかいつまんでご紹介しよう。 1)平城(へいぜい)天皇の第三皇子として生まれ、叔父である嵯峨天皇の皇太子になる。 2)薬子の変(最近の教科書では「平城太上天皇の変」って言うみたい)で、父親の平城太上天皇が嵯峨天皇に敗れて失脚。これに連座して親王は廃太子処分に。順当にいけば天皇になれる立場だった。 3)後に名誉回復がなされるも仏門に帰依。空海の高弟として名を馳せ、阿闍梨の地位にまで上り詰める。東大寺の毘盧遮那仏の再建にも尽力。 4)老境に至って、入唐を目指し大陸に渡る。更に天竺行きを発意し、渡航に及ぶもその後消息不明に。旅先で客死したと伝えられている。 凄くない?? 数奇な生涯にも程があるよ!
「龍彦親王航海記」書評 澁澤の偏愛者も満足の評伝|好書好日
実はこの記事を書こうと思ったのは、本作のマンガ版が登場すると聞いたからなのである。ぼやぼやしているうちに、もう発売されてしまった。 近藤ようこによるコミカライズ。KADOKAWAの月刊「コミックビーム」の2019年4月号から掲載開始され、コミックスが第二巻まで刊行されている(2020年9月現在)。 コミックス一巻では、原作の「儒艮(じゅごん)」と「蘭房(らんぼう)」の前半パートまでを収録。 そして、コミックス第二巻では、「蘭房(らんぼう)」の後半パート、「獏園」、「蜜人」の前半パートが収録されている。かなり丁寧に原作のエピソードを拾っているので、このペースだと完結までにあと2~3巻かかりそうである。 ※2021/04/11追記 コミックス三巻も登場。こちらも読んだらコメント追記予定。 なお、朝宮運河による、近藤ようこのインタビュー記事が掲載されていたのでリンクを貼っておく。 マンガランキング特集「THE BEST MANGA 2021 このマンガを読め!」では、なんと第一位に『高丘親王航海記』がランクイン! 島田一志によるコミカライズ評はこちらからどうぞ。 高丘親王研究本ならこちら 『高丘親王航海記』の参考書籍として、 佐伯有清の『高丘親王入唐記』を併せてご紹介しておこう。 こちらでは史学の観点から、高丘親王の生涯をたどることが出来る。この時代を取り扱った書籍は、意外に少ないので気になる方は是非手に取って見て頂きたい。
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はい。この「トライブ」という作品の元画像を使って作りました。 【トライブ】ヒロイックファンタジーブームに寄せて 私は あの人の 剣になりたい。(『ベルセルク』三浦 建太郎 より) これを最初に作ったのが2001年の8月。3年前フォトショップに触りはじめたころのものなので、比較すると以前のを削除したい衝動にかられます。うひゃあ、はずかしいなあ。へったくそで。 『高丘親王航海記』を読むとお分かりになると思いますが、この作品では過去、現在、未来、そして現実と夢が混在しているんですね。私も昔の作品をもう一度作り直してみて、そんな世界を真似てみたかったんです。 一応この作品の女性は登場人物の パタリヤ・パタタ姫 、そしてラストに重要な役割を担う 虎 をイメージしました。彼は天竺へ行けたのかな? Dracomania ※リンク切れ 澁澤龍彦の著作を検索できるデータベースがとても便利。サイトデザインもクラシカルでステキです。 このブログは2001年07月23日開設のサイト「幻想画廊」を2019年にWordpressで移築したものです。この記事は 17年前 の、 2004年04月28日(火) に書かれました。文章の内容を変えずにそのまま転載してあります。リンク切れなど不備もありますが、どうぞご了承くださいませ。 元サイト「幻想画廊」はこちらです。
作品紹介 幼時からエグゾティシズムの徒であった親王は、占城、真臘、盤盤、魔海を経て一路天竺をめざす。読売文学賞に輝く傑作幻想ロマン 商品情報 + 書名(カナ) タカオカシンノウコウカイキ ページ数 240ページ 判型・造本・装丁 四六判 上製 函入り 初版奥付日 1987年10月25日 ISBN 978-4-16-309840-1 Cコード C0093 毎週火曜日更新 セールスランキング 毎週火曜日更新 すべて見る