片山 晋 呉 パター 練習
男子ツアー「ミズノオープン」は、自らバッグを担ぎ、超異例の「11本セット」で臨んだジュビック・パグンサンが勝利。アイアンを4本抜き、UTを1本足して臨んだというが「実はこのような本数を減らすセッティングはアマチュアにこそ有効なんです」と専門家は語る。「14本未満セッティング」の効果を探った!
石川遼 クラブセッティング 2020年 フジサンケイクラシック|Gdo ゴルフダイジェスト・オンライン
パターにはどのような握り方があるのか? パターの握り方は通常のショットと比べてストロークする時にグリップ圧をそこまで必要としないため、人差し指を伸ばして握ったり、片手は指でつまむようにしたりして変わった握り方をする人も多くいます。 (人差し指伸ばして握る。) (指でつまむようにして握る。) その中でも今回はアマチュアゴルファーだけでなく、プロゴルファーからも多く愛されている「クロスハンドグリップ」について考察していこうと思います。 クロスハンドグリップとはどのような握り方なのか? 通常、右打ちの方がパターを握る場合は、右手がシャフト側(下側)・左手が体側(上側)に来るものですが(左打ちの方は逆になります)、クロスハンドグリップはその逆で、左手がシャフト側(下側)・右手が体側(上側)に来ます。 写真①逆オーバーラッピング グリッププロアマ通して最もポプュラーな握り方 このように右手がシャフト側(下側)、左手が体側(上側)にきます。 写真②クロスハンドグリップ クロスハンドグリップは、左手がシャフト側(下側)、右手が体側(上側)になります。 クロスハンドグリップのメリット 基本的には、通常の握り方でパターが上手くいかない、もしくは上手くいかなくなった方がクロスハンドグリップを試してそのまま採用される方が多いのですが、通常のグリップと比べてクロスハンドグリップの良いところというのは何なのでしょうか? 石川遼 クラブセッティング 2020年 フジサンケイクラシック|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン. ①手首が使いづらくなる 基本的に利き腕が右の方は、右手首をこねて使ってしまいがちです。 手首をこねることでヘッドスピードにばらつきが出やすくなり、結果的に距離感が合わせにくくなってしまいます。 しかしクロスハンドグリップにすることで、手首が固定され、こねづらくなり、距離感に安定感がもたらされます。 ②インパクトゾーンが低く長くなる 手首を使ってしまうと、インパクト直後からクラブヘッドが上昇しやすくなるため、安定したストロークができなくなり、ミート率が低くなりやすいです。 しかし、クロスハンドグリップで手首が固定できればインパクトゾーンのクラブヘッドの動きが低く長く動きやすくなるため、打点位置が安定しやすくなります。 ③ボールの回転がよくなりやすい 安定したミートができれば当然ボールの回転も良くなります。 ボールの回転が悪いと、曲がらないラインでボールが曲がってしまうことがあります。そして、その結果カップの両端からのカップイン確率が極端に減ります。 逆にボールの回転が良いことで曲がりそうなラインでもあまり曲がらず真っ直ぐ転がりやすくなります。また、カップの両端からでも蹴られずカップインする確率も高まります。 クロスハンドグリップのデメリット ここまではクロスハンドグリップのメリットについてお話しましたが、では逆にデメリットはあるのでしょうか?
弾道が低いゴルファーのセッティング 弾道が低くなりがちな方は、打球が上がりやすいフェアウェイウッドを多めに入れるといいでしょう。 苦手なプレーを助けてくれるクラブを使えば、スイングを無理に修正しようという動きもなくなって、ミスの度合いを減らすことができます。 5番、7番、9番ウッドあたりを入れておけば、どんな距離でも打球を上げやすいクラブを使っていけます。 弾道が低い方が、障害物が多いコースを回る時に役立つセッティングと言えるでしょう。 3. 弾道が高いゴルファーのセッティング 弾道が高いゴルファーは、打球が弱くなって強風時などに正確性を欠いてしまうことがあります。 なので低弾道で強い打球が打てるクラブをセッティングに入れておきましょう。 フェアウェイウッドは3番位にしておいて、ユーティリティやアイアンを多めに入れておけば強い打球を打つクラブを揃えられます。 もしアイアンに苦手意識がなければ、ロングアイアンのところをアイアンタイプユーティリティに変えていってもいいですね。 3. 飛距離に自信がないならユーティリティを入れよう 飛距離にあまり自信がないという方は、セッティングの中にユーティリティを1~2本入れるようにしましょう。 ユーティリティはフェアウェイウッドよりミートしやすく、アイアンよりも飛距離が出るため、この間の飛距離を埋めるのに最適なクラブです。 特に初心者のうちは4番アイアン、5番アイアンといったロングアイアンを上手く扱うのは難しいですから、フェアウェイウッドとアイアンの距離にギャップができてしまいます。 その距離をユーティリティで補うことで、飛距離管理を正確にすることができるんですね。 初心者の方がまず目標にするのが、"100切り"でしょう。 スコアが100を切れば初心者を卒業して、中級者の仲間入りと言ってもいいのではないでしょうか。 そこでここからは、100を切るためのセッティングについて考えていきます。 4. 短い距離のクラブを充実させよう 100切りを目指すゴルファーは、 短い距離、特に"100ヤード以内"を充実させることが大事です。 100ヤードというと、ちょうどグリーン周辺ですね。 上級者であれば、同じクラブでも数十ヤードくらいの打ち分けができるのですが、初心者の方はそうもいきません。 むしろ力加減をミスしてしまって、スコアを悪化させてしまうことの方が多いです。 なので繊細な飛距離コントロールが求められるようになる100ヤード以内の距離のクラブを充実させることが、100切りを達成する近道なんですね。 4.