世界 で 一 番 大きい 花
結局、世界一大きい花はどっち?! ラフレシアVSショクダイオオコンニャク 。 大きさを比べるとラフレシアが 最大で106cm なのに対して、ショクダイオオコンニャクは 直径で1. 5m高さは3m と圧倒的に大きい。 これはショクダイオオコンニャクの勝利かな? とも思われるのですが、実はショクダイオオコンニャクの花は1個ではなく小さな花が集まった花序。 一つ一つは、あの細長い棒状の部分にたくさんついている小さい花なんです。 なので、答えは 花序(花の集まり)として最大なものはショクダイオオコンニャク。 一つの花として最大のものはラフレシア・アーノルディ。 ということになります。 疑問は解決しましたか? どちらもまだまだ研究途中の不思議な花。 今後も新たな発見が見つかっていくと面白いですね! ラフレシア - Wikipedia. では、みなさまよい園楽を~(。・ω・)ノ゙ 参考書籍:山と渓谷社 植物の私生活 デービットアッテンボロー著 植物の私生活 デーヴィド・アッテンボロー/手塚勲 山と渓谷社 1998年04月 売り上げランキング: 宝島社 謎の植物衝撃ファイル 船山伸次 監修
ラフレシア - Wikipedia
根も葉もないラフレシアはいったいどうやって育つのか? 栄養はどこから得ているのか? 不思議ですね(◎_◎;) その答えは、ラフレシアが宿主からすべての栄養を得ている 完全寄生植物 だからだ。 熱帯雨林にどこでも生えているブドウ科の植物。 そのつるに種子が寄生すると、2~3年かけて開花の準備をし、準備が整うと突如地面に"キャベツ"のような蕾を膨らませます。 蕾が開花の準備を整えるまでには数週間の時間を必要とします。 その間に動物に食べられてしまったり、途中で腐ったりして、実際開花まで行くものは、1/3程度といわれている。 そこからさらに、開花が始まってからも、開くまでに数日を必要とします。 大学時代の恩師の先生が実際に、開花に立ち会ったそうですが、 「開花時はまるでキャベツをむくようなバリバリという音がする」 といっていました('Д') 現在は マレーシアのコタキナバルという地区に観光地としてラフレシアの花を観賞できる場所があります。原生地に入っていくのは大変なのでどうしても見たいという方はマレーシアにどうぞ! 日本でラフレシアが見たい! 現在日本でラフレシアを栽培している植物園は無いようです(;∀;) 大阪の植物園 「咲くやこの花館」 や東京 「夢の島熱帯植物園」 には 標本 が展示されているようなので見に行ってみるのもいいかもしれないですね(*'▽') え?実物が見たい?それは難しい……(。-`ω-) でも、近縁種なら見ることができますよ。実は ラフレシア科は日本にも自生するウマノスズクサ科と近縁 だといわれています。 その中でも花がそっくりなのがカンアオイ パンダカンアオイの花 どうですか?似てるでしょ(*'▽') 花の内部構造も似通っていて、進化の過程などが研究されています。 ただ大きさは全然違って、 カンアオイの花は2~3㎝ しかないんです(^_^;) その大きさ3m!ショクダイオオコンニャク もう一つの世界最大の花といわれるのがこの ショクダイオオコンニャク 。別名スマトラオオコンニャク。 直径が1. 5mもあるショクダイのような仏焔苞が展開し、中央に3mにもなる花が咲く。 高さだけ見るなら、世界一です。 ショクダイオオコンニャク開花までの時間 こちらもラフレシア同様に花が咲くまでに長い時間がかかる。 ショクダイオオコンニャクは開花するまでに、ラフレシアよりさらに長い 『約7年』 という時間が必要となります。 7年に1度しか咲かず、しかもたった2日で枯れてしまう 。 ショクダイオオコンニャクは幻の花なんです(;゚Д゚) 腐った魚のにおいショクダイオオコンニャク なんでなのか、においもラフレシアと同じ魚の腐ったにおいといわれています。 花粉の媒介に数の多いハエが有効だからなのでしょう。 ラフレシアはその大きさの理由がいまいち謎ですが、ショクダイオオコンニャクはその高い塔のような姿で高い場所からにおいをまき散らかし広い範囲にその存在を知らせるためではないか、といわれています。 7年に一度、しかも2日しかチャンスがない。 数も少ない花同士で花粉をやり取りするには広範囲から虫を集める必要がある。 そのためには、香りを遠くまで届けるこの高さが有効なのだろう(゚Д゚)ノ ショクダイオオコンニャクのコンニャク芋 皆さん、 コンニャク って何からできているか知っていますか?
これまで国内の開花は19例しかありません。さらに同じ個体の5回連続開花となると国内初、海外でも1例しか知られていません。ちなみに2014年に咲いた時の高さが272cmと、日本一の大きさも当園で達成しています。 ―インドネシアと日本では環境が違うので、栽培が難しいのでしょうか。 気温や湿度という面でいえば、現地に近い環境を再現しています。環境の再現が難しいというよりも、そもそも情報が少なく、まだ育成方法が確立されていないのが栽培の難しさの大きな理由です。ショクダイオオコンニャクの苗が日本の植物園に少しずつまわりはじめたのがここ10年のことですから。各植物園が試行錯誤しながら育てながら、ノウハウを蓄積しているという状況です。 意外と繊細な植物なんです。 ―5回連続の開花に成功できた理由って、なんでしょうか? 最大の理由は、栽培担当職員の毎日の見守りです。ちょっとした変化を見逃さないためには、いつも目をかけることが大切。コンニャクを我が子のように思って見守るすばらしい職員がいればこその開花です。それとともに、技術的なことでいくつか心がけていることはあります。その1つが、できる限り大きな鉢に植えることですね。ショクダイオオコンニャクは塊茎(芋)が大きいため、現在は直径154cm、深さ70cmのFRPというプラスチック製の浄化槽に植えています。また、ショクダイオオコンニャクは花が枯れてしばらくすると巨大な葉っぱが地上に現れますが、約1年後には葉が枯れます。それから半年あまり地下で芋は休眠します。この成長と休眠を繰り返して、やがて花が咲くのですが、私たちは落葉後の休眠期は水をあげていません。水が多すぎると腐ってしまうのを恐れてのことです。休眠期も水をあげる方がよいという人もいるので、どちらがよいか定かではないのですが。そして3つめが、害虫対策ですね。 ―どのような虫なのですか?