看護小規模多機能型居宅介護とは?働くメリット・デメリットも紹介!|ナースときどき女子
スタッフの給料 看護小規模多機能で働くスタッフの平均給料はどのくらいでしょうか? 2020年6月にジョブメドレーに掲載されていた看護小規模多機能の求人を集計したところ、以下の金額となりました。 看護師/准看護師 介護職/ヘルパー 正職員(月給) 30. 1万円 21. 6万円 契約職員(月給) 30. 0万円 18. 4万円 パート・バイト(時給) 1, 453円 1, 117円 これらの金額には夜勤手当や交通費、賞与などは含まれていないため、実際の支給総額はさらに高い可能性があります。また、看護小規模多機能の事業所はまだ数が多くないため、数値はあくまで参考としてください。 2-6.
看護小規模多機能型居宅介護とは?サービスや仕事内容、利用するメリット・デメリットを徹底解説!
3人従事している点も特徴と言えます。 2-3. 仕事内容 「訪問介護」「通い」「泊まり」の主な仕事内容は、以下のとおり。小規模多機能での仕事内容と同様と考えてよいでしょう。 ■訪問介護 ・安否確認、健康チェック ・掃除、洗濯、調理、配食、ゴミ出しなどの生活援助 ・食事介助、移動介助、排泄介助などの身体介助 ・服薬介助 ・通院・外出介助 ・地域集会などの参加のための調整 ※1回あたりの訪問時間: 15〜60分程度 ■通い・泊まり ・健康チェック ・食事介助、移動介助、排泄介助などの身体介助 ・レクリエーションの企画・実施 ・利用者の送迎 ・事務作業 上記に加え、主に「訪問看護」でおこなう仕事内容には、以下のようなものがあります。 ■訪問看護 ・点滴、注射、褥瘡処置などの医療行為 ・褥瘡、拘縮、肺炎などの予防 ・末期がん患者へのペインコントロール(緩和ケア) ・ターミナルケア、看取りケア ・医療機器の管理、家族への指導 ・服薬管理・指導 看護小規模多機能では、訪問看護・訪問介護を単体でおこなう場合と比べ、スタッフは利用者と過ごせる時間が長く、また看護職員と介護職員が近い距離で支援方針や情報を共有できる環境にあります。 利用者の健康状態、生活状況、精神状況の全体像を把握してケアに活かすことで、利用者の自立度が高まった事例も報告されています(※4)。看護と介護が密に連携をとることで、ケアの質を高めていきましょう。 2-4.
現代日本は高齢化により、介護が必要な方が急増しています。その中には介護だけではなく医療行為が必要な方も多くいるのですが「入院等をせずに住み慣れた地域で住み続けたい」と自宅で生活することを選択する方も少なくありません。 元記事で画像を全てみる このようなニーズに応えてくれる「看護小規模多機能型居宅介護」というサービスがあります。 今回は、医療行為が必要で柔軟な介護サービスを希望されている方におすすめの「看護小規模多機能型居宅介護サービス」の内容と活用するメリットについて紹介していきましょう。 「看護小規模多機能型居宅介護」とは 「看護小規模多機能型居宅介護」とは、施設に通ってスタッフからの支援を受ける「通い」を中心に自宅にスタッフが訪問して支援を行う「訪問」、施設に宿泊してスタッフから支援を受ける「泊まり」を1つの事業所のスタッフで完結する「小規模多機能型居宅介護」のサービスに加えて「訪問看護」を提供できるサービスのことを指します。 訪問看護サービスとは、医療行為の必要な方のお宅に訪問し、医師の指示書に基づいた医療行為を看護師が行うことを言います。 これらすべてのサービスを同一事業所から受けられるサービスが、看護小規模多機能型居宅介護です。 「看護小規模多機能型居宅介護サービス」利用のメリット 次に、「看護小規模多機能型居宅介護サービス」を利用する2つのメリットを挙げます。 ■1. なじみのスタッフから必要なサービスを受けられる 「看護小規模多機能型居宅介護」では、通い・泊まり・訪問看護が同じ事業所から提供され、同じスタッフからサービスを受けられます。 同じ事業所でサービスを提供する場合であったとしても、通常の施設の場合には泊まり・訪問・通いの担当スタッフはそれぞれがバラバラであり、なじみの関係を築くには時間がかかってしまいます。 特に、認知症の方の場合には慣れない環境や人に抵抗感を示すことは少なくなく、利用するサービスによってスタッフが変化することは利用する本人にとってデメリットです。 「看護小規模多機能型居宅介護」の場合には、提供するサービスすべてに対して同じスタッフが関わることになるため、そのデメリットを解消できるのです。 「小規模多機能型居宅介護」においてもその面では同じですが、「小規模多機能型居宅介護」の場合には訪問看護サービスは付帯していません。 自宅において医療行為が必要な場合には別に訪問看護サービスとの契約が必要となり、新たな人間関係を構築する必要が出てきます。 「看護小規模多機能型居宅介護サービス」はその点も補うことができ、より一層密な人間関係が築きやすいと言えるサービスです。 なじみのスタッフから必要なサービスを受けられることは、「看護小規模多機能型居宅介護サービス」を利用する大きなメリットだと言えることでしょう。 ■2.