妊娠 中 緑茶 飲ん で た
塩野氏: 開発当初は勝算などなく、従来の茶葉加工やエキスも含めて検討していましたが、香味の損失やコストが高いという問題がありました。そこで、茶抽出液からのカフェイン除去へシフトし、選択的にカフェインを吸着する吸着剤を見出したことで、実用的なコストでおいしさとカフェイン除去を両立できるカフェインクリア製法を開発することができました。 部長会議で急きょプレゼン、熱意で動きだしたテストプラント ──本連載は、研究開発の「感動」に焦点を当てています。感動の経験はありましたか? 塩野氏: 一番大きな感動といえば、当時の生産部長がテストプラントへの投資を後押ししてくれて、実機での技術を確立できたことです。暗中模索の中で、生産本部が協力してくれたことが1つの転機になりました。生産には多額の投資が必要なので、マーケティング部門の上市意向が確認できないと、トップも首を縦に振れません。そのような状況で、生産本部の意思として、投資判断をしていただきました。 ──その経緯について、もう少し詳しく教えて下さい。 アクト・コンサルティング 野間 彰氏 塩野氏: 当時、私は研究所所長と同じ社宅にいて、たまたま帰り道が一緒になったときに、駅のホームで「明日の会議、お前が来なくていいのか?」と言われました。翌日は部長会議があり、設備投資が議題になっていました。そこで、「私に説明させてください」と所長にお願いし、部長会議に参加させていただくことになりました。 ──その会議でどんな話をしたのですか? 塩野氏: まずは技術の実現性について。そして、思いを語りました。実現性については、数百リットルスケールでのプラント試験は成功していたので、実機へのスケールアップも可能だという確信がありました。そして、低迷する『生茶』ブランドに対して、お客様に振り向いていただくキッカケになると話しました。 当時、『生茶』ブランドは味に自信はあったものの、売上は低迷しており、売り場に置いてもらえないこともありました。このままいくとブランドがなくなってしまうという危機感がありましたので、従来の商品が満たせていないニーズを充足するカテゴリーを作ることで、もう一度『生茶』を売り場に置いてもらうことができると考えました。 ──塩野さんの熱い思いが伝わったのですね。 塩野氏: 研究所長のご厚意で、リーダーでもなかった自分が部長会議に出席させてもらえて、生産部長が「生産本部の意思でやろう」と言ってくれたのです。これは本当にありがたかったですし、何があっても成功させようという気持ちになりました。 ──この会議で、塩野さんは何か学びましたか?
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- 【産婦人科医監修】妊娠中、これ飲んでも大丈夫?|たまひよ
妊娠初期に緑茶を飲んだ…危険?飲んでいい量・他のおススメ茶は? - 妊娠・子育てのことなら「ふぁんママ」
ほうじ茶に含まれる成分は、カフェインだけではありません。妊婦さんにとって避けたい成分の他に、積極的に摂取したい成分も含まれています。 カテキン・タンニン ほうじ茶などのお茶には、カテキンやタンニンが含まれています。妊娠中はいつもより鉄分が必要になり、貧血になる妊婦さんが多いです。カテキンやタンニンなどの成分は鉄分の吸収を妨げてしまうので、貧血の症状がある妊婦さんは避けた方がよいと考えられます。ただし、コーヒーや紅茶、玉露などと比較すると含有量は少ないので、それほど神経質にならなくてもよいでしょう。 葉酸 ほうじ茶には葉酸が豊富に含まれています。葉酸は、お腹の中にいる赤ちゃんの神経管の形成において欠かせない成分です。神経管は脳や脊髄、中枢神経系とって大事な器官なので、ほうじ茶を飲んで上手に葉酸を摂取したいですね。 ほうじ茶を飲む時は量に注意しよう ほうじ茶にはカフェインが含まれているので、飲む量には注意が必要です。しかし、1日に湯呑10杯程度までは問題ないと考えられているので、少し飲む分には気にしなくてもよさそうです。一方、ほうじ茶には妊婦さんにとって嬉しい葉酸も含まれています。飲みすぎには注意をして、ティータイムを楽しみましょう。
妊婦は緑茶を飲んでもいい?カフェインは大丈夫? - こそだてハック
ホーム お客様相談室 よくいただくご質問 妊娠中に「緑茶」を飲んでもいいですか? 「妊娠中はカフェインを控えるべき」といわれることが多いですが、日本では妊娠中のカフェイン摂取量に明確な基準はありません。 下記のカフェインの含有量を目安に、医師・薬剤師にご相談ください。 ● 煎茶:20mg ● 玉露:160mg ● ほうじ茶:20mg ● 抹茶:30mg ● 番茶:10mg ● 玄米茶:10mg ※100ml当たりの含有量(目安) ※抽出時間や茶葉の量で異なります。 戻る Q&Aを探す
【産婦人科医監修】妊娠中、これ飲んでも大丈夫?|たまひよ
これまで紅茶に親しんできたママにとっては、一切飲めない生活はかえってストレスになってしまうかもしれません。 カフェインを含む紅茶は飲みすぎてはいけませんが、1日にティーカップ2、3杯程度であれば問題ないとされています。 ペットボトルの紅茶なら飲んでも大丈夫? 気軽に飲めるだけに、ティーポットで淹れるより量が増えがちなペットボトルの紅茶のカフェイン量にも注意が必要です。 製品によって異なりますが、ペットボトルの紅茶飲料には100ml当たり7〜51mg程度のカフェインが含まれています。 中にはカフェインが含まれていない製品もあるので、各メーカーのホームページなどで確認してみてください。 妊娠期におすすめの紅茶は? 「紅茶が好きだけれど、できるだけカフェインは減らしたい……」というときは特殊な技術によってカフェインを減らしたデカフェ飲料がおすすめです。妊娠中は代用するのもよいかもしれません。 それでもカフェインが気になるのであれば、ルイボスティーやハーブティーなど、ノンカフェインの飲み物を選んでみてはいかがでしょうか。 ただし、ローズマリーやレモングラス、シナモン、ジャスミン、ハトムギなどの中には子宮収縮作用などがあり、妊娠中は避けた方がよいものもあります。 購入するときは産婦人科の担当医やお店のスタッフなどに確認しましょう。 _______ 妊娠中の食事はおなかの赤ちゃんの発育にも関わるので、いつもより少しだけ注意が必要です。紅茶を飲むときは、適量を守り時間帯にも気をつけましょう。
妊娠前であれば頭痛が出たら頭痛薬を使って対処していた人も多いと思います。しかし妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響を考えると、気軽には使えませんよね。 頭痛薬にもいろいろ種類があり、妊娠中に飲めるものもあれば、飲んではいけないものもあります。そのため、妊娠前に使っていた頭痛薬を自己判断で使うのは止めましょう。 事前に必ず注意書きを確認し、「妊娠中に使えるかどうか」を確認してください。できれば、産婦人科医に相談した上で、問題ないといわれたときだけ使うようにしましょう。 頻繁に頭痛が出ている人は、市販薬に頼るよりも、病院で処方してもらった薬を服用したほうが安心です。 妊婦の頭痛は、妊娠高血圧症候群の可能性も?